東西南北、どん兵衛の「だし」比べ

日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ(4品) インスタント

目次

「日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ(4品)」について

2024年3月11日、日清食品から「日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ(東)」、「日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ(西)」、「日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ(南)」、「日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ(北)」の4品が全国で発売されました。
東日本と西日本で販売されている定番の東西の「どん兵衛」だけではなく、北海道地区向けの「北」と、初登場した九州地方向けの「南」も含めて、4種類の「どん兵衛」で、「だし比べ」を楽しめる4品です。
なお、東日本と西日本の「どん兵衛 天ぷらそば」のだしの違いについては、「こちらの記事」で紹介させていただいております。

日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ(4品)

熱湯に使用した水は、コンビニエンスストアで販売されている、2リットル入りの天然水(30mg/L程度の軟水)を使用しました。

北のどん兵衛(概要)
「北のどん兵衛」は、利尻昆布と鰹節の「Wだし」、「彩り七味」は付いておりません。
カロリーは、1食97gあたり、428kcal(めん・かやくは395kcal、スープは33kcal)です。

北のどん兵衛(実食)
「北のどん兵衛」は、昆布と鰹節のバランスが取れており、さらに魚粉の風味が効いているため、「東のどん兵衛」に慣れ親しんでいる方にとっては、その香りが非常に新鮮に感じるかもしれません。
食べ終わった後も、昆布と鰹節の旨みの心地良い余韻がしばらく、口の中に残りました。

南のどん兵衛(概要)
「南のどん兵衛」は、焼あごとサバ節の「Wだし」、九州地方だけではなく、国内で、あごとサバを使った出汁に慣れ親しまれた方も少なくないと思います。
カロリーは、1食96gあたり、422kcal(めん・かやくは384kcal、スープは38kcal)、「彩り七味」は付いておりません。


南のどん兵衛(実食)
「南のどん兵衛」では、焼あごとサバだけではなく、イワシや、定番の昆布や鰹の旨味も出ておりますので、スープを一口ふくめたときは、「西のどん兵衛」の味わいのように思えるかもしれません。
イワシやサバを使ったいりこ(にぼし)や焼あごの旨味が、スープの味わいに奥ゆかしい深みを与えているように感じました。

東のどん兵衛(概要)
「東のどん兵衛」は、本鰹と宗田鰹の「Wだし」、赤唐辛子をきかせた華やかな風味の「彩り七味」で仕上げます。
カロリーは1食96gあたり、421kcal(めん・かやくは398kcal、スープは23kcal)です。
東のどん兵衛(実食)
他の3種と比較しますと、「東のどん兵衛」のスープは、濃い色合いとなっております。
本鰹と宗田鰹の「Wだし」が使用されており、鰹の旨味が強く感じられる味わいです。
他の3種の「どん兵衛」と比較すると、「東のどん兵衛」を俯瞰的かつ包括的な評価ができると思います。

西

西のどん兵衛(概要)
本鰹と昆布の「Wだし」の「西のどん兵衛」、和山椒をきかせた華やかな風味の「彩り七味」で仕上げる一杯です。
カロリーは、1食95gあたり、413kcal(めん・かやくは382kcal、スープは31kcal)です。

西のどん兵衛(実食)
「西のどん兵衛」は、他の3種と比べて、昆布の風味を一番強く感じました。
昆布だけでなく、鰹やサバ、イワシの風味も感じられるため、関西のうどんやそばだけでなく、おでんの出汁を思い起こさせる味わいでした。
爽やかでシトラス風味の和山椒が、華を添える一杯です。

まとめ

2024年3月11日、日清食品から「日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ(東)」、「日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ(西)」、「日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ(南)」、「日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ(北)」の4品が全国で発売されました。
東日本と西日本で販売されている定番の東西の「どん兵衛」だけではなく、北海道地区向けの「北」と、初登場した九州地方向けの「南」も含めて、4種類の「どん兵衛」で、「だし比べ」を楽しめる商品です。
味だけでなく、スープの色合いや、口に含んだときの香りや舌触りなど、全体的に比較しながら味わえる、妙味のある4品だと思います。