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「土用の丑の日」について
立春・立夏・立秋・立冬(四立)の直前の18日程度の期間のことを「土用」といいます。「丑の日」は十二支の「丑」の日に相当する日付で、年や日付を十二周期で算出した2番目の日付に当たります。
2019年を例にしますと、立春、立夏、立秋、立冬はそれぞれ、2/4頃、5/5頃、8/7頃、11/7頃ですので、土用は1/17~2/3頃、4/17~5/4頃、7/20~8/6頃、10/20~11/6頃です。
そのため、2019年の「土用の丑の日」は1月28日、4月22日、5月4日、7月27日、10月31日が該当します。
一般的に「土用の丑の日」は立秋前を示唆しますので、2019年は7月27日です。
なお、2018年は7月20日でした。
「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣となったのは、冬が旬の鰻が夏に売れなかったため、困った商売人が平賀源内に相談した結果、発案されたと言われています。
松屋、吉野家、すき家のうなぎ
松屋、吉野家、すき家の牛丼チェーン店で最初に鰻をメニューに導入したのは、すき家だと記憶しており、その後、吉野家が続き、ついに松屋からも鰻を使ったメニューが登場しました。2019年の「土用の丑の日」は7月27日でしたが、各社販売期間が限られているため、せっかくなので、その日だけで鰻をたべるのではなく、各店舗で味わってみました。
松屋
2019年7月中旬ぐらいから松屋でも、ついに「うな丼」が登場しました。
順次販売終了予定でしたので、2019年7月27の土用の丑の日の1週間ぐらい前に食べました。
数えきれないほど来店した「松屋 千歳烏山店」で、こちらの「うな丼」を堪能しました。
2020年の夏は、「土用の丑の日」が7月21日(一の丑)、8月2日(二の丑)と2日あり、新メニューも登場しました。
吉野家
吉野家でも、うな重が登場しました。
しじみ汁をセットにしました(味噌汁がセットだと嬉しいですが、仕方ありません)。
丼物のメニューが多い吉野家で、重箱が登場するとは思いませんでした。
他の牛丼チェーン店と差別化をしているかもしれませんね。
うな重は「吉野家 浜松町店」で食べました。
他のメニューも注文しました。
すき家
鰻と牛肉の組み合わせが相性が良いと誰が一番先に気づいたのでしょうね。
すき家でお馴染みの「うな牛」です。
2019年7月27日の土用の丑の日には、すき家で「特うな丼」を食べました。
ちょっとした贅沢も、ずいぶん身近なところで外食ができるようになったものです。
2020年も「すき家」で、「うな丼」を食べてました。
もちろん「うな牛」も期間限定メニューで用意されています。
「うな丼」、「うな牛」は期間限定メニューで、「しじみ汁おしんこセット」が100円(消費税込み)でした。
「すまし汁」もメニューに用意されていたら、嬉しかったです。
こちらが、「すき家」のうな丼で、タレが多いのが特徴的かもしれませんね。
ご飯にしっかりとタレがかかっているので、「大盛り」でも良いかもしれませんね。
「すき家 仙川店」ですが、他のメニューなどはこちらに記載しております。
その他
こちらは2018年7月20日の土用の丑の日にファミリーマートで購入した「特上 鹿児島県産 うなぎ蒲焼重」です。
その時の価格は2,680円(税込)と、かなりお財布に厳しかったです。
この鰻の蒲焼を食べたときに、思わず絶句してしまいました。
同等のうな重を他の店で食べると、きっとこの価格では食べられないと、素人でも分かるくらい絶品でした。
もちろん、綺麗に残さず食べました。
なお2019年は予約制で、しかも店舗によっては予約もできませんでした。
コンビニエンスストアの2020年の土用の丑の日に販売されたうな重については、こちらの記事に記載しております。
まとめ
松屋、吉野家、すき家で、それぞれ鰻を食べました。どこか一番美味か、オススメかと問われると非常に悩みます。
主観では一番足繁く通っている松屋を推したいところは否めませんが、吉野家やすき家も、人それぞれ、来店頻度が違うと思います。 「土用の丑の日」に限らず、行きたいときに、好きな場所で食べるのが一番だと思います。
もちろん、三店舗で食べてみるのもありです。
それでも2回、すき家で鰻を食べたのは、どの牛丼チェーン店よりも先に鰻がメニューに登場したから、といった単純な理由です。
ただし、松屋だけが味噌汁が無料でセットである点は、かなりポイントが高いです。
コンビニエンスストアのうな重も決して侮れないですし、こういった「土用の丑の日」が近づいたら、きっと料金を抑えてくれるだろうという各社の顧客満足に対する誠意を信じて、食べられるときに食べるで良いのではないでしょうか。