越中に舞う華

越中舞華 富山市

目次

場所

JR富山駅南口を出て、富山駅前東まで向かい、交差点を渡り、直進すると桜新町の交差点が見えてきますが、その手前の左手方向に「越中舞華(えっちゅうまいか)」が見えてきます。

地図はこちらです。


花より魚

fishes rather than flowers

2019年9月5日
「富山すし居酒屋 花より魚」は「越中舞華」の姉妹店です。

外観

外観1
外観が現代的な建物の2階に「越中舞華」の入り口があります。
外観2
入り口は「和」の雰囲気で、どことなく落ち着いた感じがします。

料理

ドリンク

生ビール
まずは生ビールで乾杯です。
お通しと生ビール
お通しは、とろろとオクラ、そしてイクラの和え物で、ビールと相性が非常に良かったです。

日本酒・越中舞華(1)
こちらは店名と同じ「越中舞華」という銘柄の日本酒です。
日本酒・越中舞華(2)
実際には「黒部峡」という銘柄の日本酒とのことでした。
つまり、「富山すし居酒屋 花より魚」の「花より魚」と同じ銘柄です。

刺し身・寿司

刺し身盛り合わせ1
「お造り盛り合わせ7種」です。
刺し身盛り合わせ2
海老ですが、身はトロトロしていて、信じられないくらい上品な甘さでした。

刺し身盛り合わせ3
こちらはカサゴで、食感はもちもちしており、鯛に近い味です。
刺し身盛り合わせ4
身が引き締まっていてしっかりとした食感のしめ鯖です。
甘め酢締めでした。

刺し身盛り合わせ5
ヒラメを口にした途端、ただ、黙って食べるしかできませんでした。
刺し身盛り合わせ6
こちらはぶりトロですが、脂身の白い部分が分厚いく、旨味が凝縮されていました。
口の中に入れると、すぐにとろけてしまう儚い食べ物です。

刺し身盛り合わせ7
ヤリイカですが、コリコリしていて噛み応えがあります。
薄く切られていますが、しっかりとした味でした。
刺し身盛り合わせ8
高級なお肉と見間違うほどの中トロでです。
とろとろとしていて、旨味は時とともに口の中で舞います。


握り盛り込み10貫1
「握り盛り込み10貫」です。
白ソイというメバルの一種の握りがありますが、食感は鯛に似ています。
味は鯛より少し薄く、当り障りのないあっさりした味わいでした。
握り盛り込み10貫2
白エビの軍艦は噛まなくても舌だけで溶けてしまいそうで、しかも濃厚な味でした。
うにの軍艦は臭みが全くなく、その瑞々しさで新鮮さを照明しています。
いくらの軍艦は、いくら一つ一つに味付けされていると思うほど味がしっかりしています。

握り盛り込み10貫3
ズワイガニの握りですが、口にはいった瞬間に香りが広がり、噛めば噛むほど、蟹の味が広がっていきます。
身がほろほろしており、旨味の結晶としか思えません。
握り盛り込み10貫4
こちらは、バイ貝で、食べるとコリコリと音がなります。
臭みは果たしてどこにいってしまったのでしょうか。

握り盛り込み10貫5
ヒラメの握りですが、もちもちした食感で、弾力があり噛めば噛むほど旨味が口の中に広がります。
握り盛り込み10貫6
「お造り盛り合わせ」でも登場したぶりトロですが、握りでは筋がしっかりしていました。


かにみその富山仕込み1
「かにみその富山仕込み」です。
かにみその富山仕込み2
濃厚でクリーミーなカニ味噌はふっくらしている食感でした。


新さんまの姿盛りセット(1)
「新さんまの姿盛りセット」です。
「新さんまの塩焼き」もあったのですが、サンマが品切れでしたので、いずれかしか選べませんでした。
新さんまの姿盛りセット(2)
脂がのっていて、身に弾力があり、噛めば噛むほど、味わい深くなっていきました。

新さんまの姿盛りセット(3)
握りも用意されていますので、とてもありがたいです。
新さんまの姿盛りセット(4)
こちらは尾に近い部位ですが、部位によって味のわずかな違いが楽しめます。

新さんまの姿盛りセット(5)
この残った骨も食べられるのです。
新さんまの姿盛りセット(6)
スタッフさんにお願いすれば、素揚げしていただけます。
サンマ一匹まるごと堪能できます。


富山軍艦三種盛り
富山軍艦三種盛りで、左から白エビ、香箱蟹、ホタルイカです。
いずれも、ひと口で食べるのが、もったいなかったのですが、口の中いっぱいに富山の幸が広がりました。
トロ、ミナミマグロ、バチマグロ
マグロ三種盛りで、左からトロ、ミナミマグロ、バチマグロです。
個人的にはミナミマグロが一番好きです。

焼き魚・揚げ物

カレイの塩焼き1
「カレイの塩焼き」です。
しっかり丁寧に焼き上がっていました。
カレイの塩焼き2
身がほろほろして骨もかなり柔らかくなっております。
上品な白身の淡白な味でした。


のどぐろのから揚げ
「のどぐろのから揚げ」です。
お好みで天つゆ、または岩塩で食べますが、そのままでも十分過ぎるくらい美味です。
味がしっかり閉じこもっていてほのかに甘みがあり柔らかかったです。
マグロの串カツ
マグロの串カツです。
刺し身や寿司で食べるのもいいですが、串カツで食べるマグロもまた妙味があります。


げんげのから揚げ1
「げんげの唐揚げ」です。
「げんげ」は「幻魚」と書き、深海魚です。
げんげのから揚げ2
ビールが何杯でも飲めてしまう最高のおつまみではないでしょうか。


げんげのから揚げ3
外がカリカリとしています。
げんげのから揚げ4
中身は他の魚ではなかなか体験できないような、ふんわりとした独特の食感でした。

その他

ながら藻
お通しは「ながら藻」です。
もずく酢に見えますが、昆布よりシャキシャキしています。
エイヒレ
「エイヒレ」です。
香ばしく食感が良く、甘みもありますので日本酒が飲みたくなります。


天然マグロと山芋のサラダ1
「天然マグロと山芋のサラダ」です。
マグロ、山芋、グリーンリーフ、水菜、プチトマトが入っている贅沢なサラダです。
天然マグロと山芋のサラダ2
マグロは脂がのり過ぎていて、お箸で掴むのが難しかったです。
マグロの見た目は高級和牛肉のようで、繊維があり、口の中に入れると柔らか過ぎて、すぐに溶けてしまうようでした。


串焼き三種盛り合わせ1
「串焼き三種盛り合わせ」です。
海鮮だけではなく、牛、鶏、豚の串焼きもあります。
串焼き三種盛り合わせ2
富山の氷見牛です。
上品な脂で肉の味がしっかりしていました。

串焼き三種盛り合わせ3
若鶏で、身が詰まっていますが、柔らかく美味でした。
串焼き三種盛り合わせ4
豚バラです。
最後の〆になってしまったのですが、もう一度最初から食べたいです。


白身魚の雑炊(1)
白身魚の雑炊です。
最後の〆に最高ですね。
白身魚の雑炊(2)
量は結構少ないかもしれませんので、2人以上の場合、少し物足りないかもしれません。

まとめ

この記事に掲載されているすべての料理で1万円前後の金額です。
正直、全てが美味で、「美味しい」という単純な言葉ですら発するのに窮するくらいの料理で、舌鼓が打てること間違いなしです。
富山県に観光した際、「どの店にいけばいいか」、という問いに対する答えとなる店舗様の1つです。
富山駅から徒歩圏内にある店舗様ですので、ぶらりと立ち寄る価値は十分にあります。

店舗情報

店名 越中舞華(えっちゅうまいか)
住所 富山県富山市桜町1-7-17 ラトゥール2F
Googleマップ
電話番号 050-5570-2251
バリアフリー 場所が2階で、階段で上がる必要があるため、ベビーカーや車椅子での来店は難しいと思います。
喫煙・禁煙 喫煙可
客層 30~60代の年齢層が多く、男女比は6:4程度です。
2~6人での来店がほとんどです。
BGM クラシックなど、ゆったりとした曲中心
注文後の待ち時間 15分程度
営業時間 17:00~24:00(月〜木、日)
17:00~26:00(金・土・祝前日)
定休日なし
クレジットカード 可能
混雜状況 席数が多いため、週末を除き2〜4人ぐらいであれば入店できない可能性は低いと思います。
週末のディナータイムに来店されたい場合、予約をされたほうが確実です。