2021年夏、松屋で鰻

松屋 夏のうなぎ(第1弾) 料理

目次

「松屋 夏のうなぎ」について

2021年は1月17日(一の丑)、1月29日(二の丑)、4月23日(一の丑)、7月28日(一の丑)、10月20日(一の丑)、11月1日(二の丑)と土用の丑の日が6回もある年です。
松屋では、同じグループの「すし松」が監修された「うなぎ」が登場することがありますが、2021年4月23日は「土用の丑の日 一の丑」に向けて、「春のうなぎ祭り」が開催されました(2021年4月13日午前10時から約3週間程度)。
2021年7月28日の土用の丑の日については、7月20日の午前10時から第1弾、7月27日の午前10時から第2弾と2回にわけて「夏のうなぎ」のメニューが期間限定で登場しました。
第1弾から、「うな丼」と「うなぎコンボ牛めし(うな牛めし)」の販売が開始されました。

第2弾からは(第1弾のメニューも販売対象です)、「山形だし」がうな丼に添えられた「うなぎ三色丼」が追加されました。
「山形だし」については、「2020年の夏のうなぎ」のメニューも含め、これまでに登場してない料理ですね。

夏のうなぎ

うな丼

うな丼(食券)
うな丼を注文、味噌汁を豚汁に変更しました。
左の領収書では「豚汁変更」とすべて漢字記載ですが、右の引換券は「とんじる変更」と平仮名表記されているのが不思議ですね。

うな丼(全体)
味噌汁を豚汁に変更したうな丼。
鰻を使ったメニューがあるときは、豚汁ではなく、赤だしの味噌汁を期間限定で変更したいのが本音です。
なお、うな丼から食欲を刺激する香りが漂っています。

うな丼(豚汁)
個々人の好みですが、鰻と豚汁はあまり相性が良くないと思いますので、味噌汁のままで良かったかもしれません。

うな丼(お新香など)
香の物(お新香)に山椒。
山椒は一袋で十分だと思いますが、2袋以上利用する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なお、松屋の香の物は年々美味しくなっているように思えます。

うな丼(ズーム)
うな丼、以前よりも「皮」の割合が多くなっているように思えますが、おそらく個体差でしょう。

うな丼(実食)
春のうなぎ祭り」よりも、身が薄く、ふっくら感が弱いといった印象がありました。
個体差が有力だとは思いますが、もしかしたらただの「気の所為」なのかもしれません。

うな牛めし

うな牛めし(食券)
「うなぎコンボ牛めし」、いわゆる「うな牛めし」です。

うな牛めし(全体)
「うな丼」に140円(税込)を追加した金額が「うな牛」の価格ですので、「うな丼」よりもお得感が高いかもしれませんね。

うな牛めし(黒胡椒と山椒)
「うな牛」ですので、山椒だけではなく、牛めしとセットの黒胡椒も膳に置かれます。

うな牛めし(丼)
牛めしとうな丼のハーフアンドハーフといったところでしょうか。
いつの間にか松屋でも牛肉と鰻のペアが定番になりつつあるように思えます。

うな牛めし(紅生姜)
鰻との相性はあまり良くはありませんが、牛肉との相性が良いので、紅生姜を添えました。

うな牛めし(実食)
鰻と牛肉を一緒に食べる、正直この食べ方に慣れたのは、2020年ぐらいのことです。
牛肉と鰻の相性はあまり良くないと考えていましたが、両者の「タレ」が、仲を取り持つような、良い働きをしているように思えます。

うな牛めしW

うな牛めしW(食券)
プラス540円(消費税込)で、うな丼、うな牛めし、いずれも、うなぎの蒲焼を2枚にすることができます。

うな牛めしW(全体)
牛めしに、うなぎの蒲焼を2枚、こちらの写真では伝わらないかもしれませんが、ボリューム満点で、こちらを一食で、他に何も食べなくとも1日活動できそうです。

うな牛めしW(丼)
丼をズーム、ライス大盛り無料ですが、完食できる自信がなったので、普通盛りのままで注文しました。

うな牛めしW(実食)
うなぎ、牛、うなぎ・・・、育ち盛りの世代であれば全く問題ないですが、十分に成熟した大人が食べるのは如何なものだろうか、と訝しんでしまいます。
ですが、2021年は梅雨明けと同時に全国的に猛暑というよりも、酷暑な日々が続いていますので、その暑い夏を乗り切るにはしっかりと栄養を取っておきたいところですね。

うなぎ三色丼

うなぎ三色丼(食券)
第2弾から登場した、うなぎ、とろろ(国産大和いも)、山形だしの三色丼です。

うなぎ三色丼(全体)
丼に添えられた、緑色の「山形だし」が目立ちます。
きゅうり、ナス、みょうが等の旬の夏野菜を細かく刻んで、昆布や醤油等で味付けした山形県の郷土料理です。
おくら、めかぶなどの「ねばねば材料」が必要な料理でもあります。

うなぎ三色丼(丼)
第2弾からはとろろが含まれない「うなだし丼」も登場しております。

うなぎ三色丼(山形だし)
「山形だし」をズームイン。
見た目からネバネバ感が伝わりますね。
キュウリが多く使われている料理です。

うなぎ三色丼(国産大和いも)
「国産大和いも」のとろろ、「山形だし」同様、ネバネバ感が伝わります。

うなぎ三色丼(実食)
山形だし、とろろ、そして主役のうなぎ。
山形だしは塩気が強いので、とろろには醤油をつけず、山形だしと一緒に食べると丁度いい塩梅になると思います。
うなぎ、とろろ、山形だしと、夏バテ知らずの三色丼は魅力的な料理ですね。

まとめ

2021年7月20日の午前10時から松屋で開始された、夏のうなぎ、第1弾のメニューを実食しました。
例年であれば土用の丑の日の2〜3週間ぐらい前から、うなぎのメニューが登場していたので、2021年の夏は鰻メニューが登場しないと見込んでおりましたが、ようやく登場しました。
春のうなぎ祭り」の鰻よりも身が薄く、皮の部位が多いように感じたのが、正直な感想です。
個人的には鰻の皮も好きですし、栄養も豊富ですので、丁度良いと感じました。
なお、7月27日の午前10時から第2弾に登場した「山形だし」、松屋ではこれまでに見かけたことがない料理ですので、この機会に食べておきたいですね。
朝食にご飯に山形だしと山芋(とろろ)をかけて食べるのも最高だと思いますので、個人的には、夏のメニューには「山形だし」をサイドメニュー等で追加していただきたいです。