2024年1月の「松屋」の期間限定メニュー

2024年の初登場と思われる「松屋」の期間限定メニューが、こちらの「炙り十勝豚丼」です。
豚汁をセットにし、豚肉尽くしにしました。

脂身の甘味、豚肉の旨味といった味覚だけではなく、独特な炙った豚肉の芳ばしさによる嗅覚への刺激も心地良かったです。
十勝豚を味付けしているタレの味わいの主張が強くなく、肉やご飯のおいしさをしっかりと引き立てておりました。

「炙り十勝豚丼」とほぼ同じタイミングで登場した「厚切り豚カルビ焼肉」です。
定食の味噌汁を「ミニチゲ」に変更しております。

味付けは、ほとんど塩だけですが、脂の甘味や、お肉の旨味を十分引き出しているように思えました。
厚切りなので、噛むほどに旨味が豊かになっていき、食べごたえがありました。
卓上のタレやポン酢を使って味の変化も十分楽しめると思います。

こちらは「厚切り豚カルビ生姜焼き定食」、味噌汁を豚汁に変更しております。
なお、生姜焼きのコクを出すのに最適なマヨネーズも付いております。

豚バラ肉を醤油、生姜、みりんベースのタレを炒めた、ありきたりな生姜焼きのように思えますが、豚肉が厚切りなのは意外と珍しいかもしれません。
お肉は厚切りですが、柔らかく仕上がっており、白米をおいしくいただけました。
マヨネーズとの相性も良いと思いますが、個人的には、ケチャップを使って、トマトの風味を強くしたかったです。

「カットステーキのハッシュドビーフ定食」、少しおかずが寂しいので、サイドメニューの小鉢を注文したほうが良いと思いました。

牛肉は見た目以上に柔らかく、歯切れも良かったので、非常に食べやすかったです。
野菜やお肉の旨味たっぷりのデミグラスソースは白米との相性が非常に良いと思いました。
タマネギは、口の中で溶けてしまうくらいしっかりと煮込まれており、甘味を優しい歯ごたえが牛肉のおいしさを引き立てておりました。

こちらは「厚切りネギ塩豚丼」、2024年1月の「松屋」の期間限定メニューは豚肉尽くしという印象が強かったです。

ネギのシャキシャキとした食感と爽やかな柑橘系の酸味、ブラックペッパーのアクセントと豚肉との相性は抜群でした。
塩味、甘味、酸味、旨味のバランスが秀逸な丼だと思います。