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「松屋 秋のうなぎ」について
2021年は1月17日(一の丑)、1月29日(二の丑)、4月23日(一の丑)、7月28日(一の丑)、10月20日(一の丑)、11月1日(二の丑)と土用の丑の日が6回もある年です。松屋では、同じグループの「すし松」が監修された「うなぎ」が登場することがありますが、2021年4月23日は「土用の丑の日 一の丑」に向けて、「春のうなぎ祭り」が開催されました(2021年4月13日午前10時から約3週間程度)。
2021年7月28日の土用の丑の日については、7月20日の午前10時から第1弾、7月27日の午前10時から第2弾と2回にわけて「夏のうなぎ」のメニューが期間限定で登場し、第1弾から、「うな丼」と「うなぎコンボ牛めし(うな牛めし)」の販売が開始され、さらに第2弾からは「山形だし」が使われたメニューが登場しました。
そして、10月20日(一の丑)、11月1日(二の丑)は2021年最後の丑の日、10月12日の午前10時から「秋のうなぎ」が販売開始されました。
秋のうなぎ
うな丼
「うな丼」、松屋で「うなぎフェア」が開催されるときは、毎回登場します。
食券に記載されている番号が呼び出されたタイミングで、配膳口までセルフで完成した料理を取りに行きます。
香の物(お新香)と味噌汁がセットなのが、嬉しいですね。
うなぎの香りが食欲を刺激します。
うなぎの厚みは6〜8mmほどありますので、ふっくら感があります。
使っているタレの量が少ないですが、その分、うなぎの味を楽しめると思います。
うなぎコンボ牛めし
「うなぎコンボ牛めし」、「うな丼」と「牛めし」を組み合わせたメニューです。
「うなぎ」と「牛」の組み合わせの丼、値段は税込で990円ですが、コスパは良いと思います。
なお、余談ですが、「うな牛」は「すき家」を運営されている株式会社ゼンショーホールディングスが商標(登録番号5466114、指定役務コードは43)を登録されているため、「うな牛」という名前を使うときは注意が必要ですね。
「うなぎ」と「牛」で丼が覆われてしまっているせいか、ご飯が見えません。
牛肉と鰻を一緒に食べる文化がいつの間にか「自然」に感じるようになりました。
牛に使われているタレの味が強いため、鰻と一緒に食べると、鰻の味が弱くなるかもしれません。
うなぎ一本(うなぎ3枚)
2021年秋に初登場の「うなぎ一本」、「うな丼」に使われている、うなぎの蒲焼が3枚もあります。
「うな丼」の値段が850円、プラス540円で、うなぎの蒲焼を2枚にすることができますので、仮に3枚にできるとしますと、さらに540円プラスで1930円になります。
しかしながら、「うなぎ一本」の金額は、1790円ですので、140円お得だと考えられます。
上述の金額はすべて税込価格です。
うなぎ1本、うなぎの蒲焼き3枚を乗せる容器までは用意をされていなかったせいか、プラスティック製の器です。
なお、お持ち帰り(テイクアウト)で注文するときも、同じ容器が使われます。
写真左端は、尾に近い部位。
鰻は、尾に近い方が、運動量が多いため、身が引き締まって旨味が凝縮されていると言われています。
ただし、苦味もありますので、個々人の好みかもしれません。
写真中央部は、うなぎの中心部、個人的には一番好きな部位です。
「うな丼」に使われている部位のほとんどは、こちらが使われているのではないでしょうか。
写真右端は、頭に近い部位といったところでしょうか。
「うな丼」で使われている部位も頭に近い方、尾に近い方、と違いが生じているかもしれませんね。
なお、「うなぎ一本」で使われているタレの量は、「うな丼」の3倍以上かもしれません。
まとめ
10月20日(一の丑)、11月1日(二の丑)は2021年最後の丑の日、松屋では、「秋のうなぎ」が販売開始されました。「うな丼」、「うなぎコンボ牛めし」と定番のメニューに、「うなぎ一本」が新しく登場したのが、これまでの「うなぎフェア」との大きな相違点です。
「うなぎ一本」では、鰻の蒲焼きが3枚使われていますので、食べ応えはあると思います。
また、価格も押されられているとは思いますが、税込価格で1790円は、躊躇してしまいますね。
2021年の松屋の鰻は、この「秋のうなぎ」で、最後だと思いますが、2022年も、今回登場した「うなぎ一本」や、夏に登場した「三色丼」といった斬新なメニューの登場が楽しみですね。