嗚呼、塩ラーメン

サッポロ一番 塩らーめん インスタント

目次

「サッポロ一番 塩らーめん」について

サンヨー食品株式会社から、1971年9月1日に誕生した「サッポロ一番 塩らーめん」、来年2021年には50歳、つまり50周年を迎えるロングセラーのインスタン麺となります。
コンビニエンスストアに立ち寄ったとき、インスタント食品(カップ麺)コーナーで、「スヌーピー」の絵柄が入ったカップ麺とミニサイズの塩ラーメンが妙に愛らしく、また、久しく食べていなかったため、購入してみました。

実食

袋のサッポロ一番(パッケージ)
小学生の当時、その時代は土曜日も午前中だけですが、授業がありました。
土曜日は給食がないので、自宅に帰り、昼ごはんを食べるのですが、「サッポロ一番 塩らーめん」を何度食べたことか、記憶にありません。
ただ、このラーメンが昼食で食べたとき、とても嬉しかった、という気持ちは、しっかりと記憶に残っています。
袋のサッポロ一番(カロリー)
袋麺の「サッポロ一番 塩らーめん」のカロリーは455kcalです。
小学生の当時は、一袋で十分満腹になりましたが、成人を過ぎて初老となった今では、少し物足りない分量です。

通常カップ麺(カロリー)
「サッポロ一番 塩らーめん」の通常サイズのカップ麺のカロリーは326kcalと、想像以上に低いカロリーです。
ミニサイズのカップ麺(カロリー)
ミニサイズのカップ麺のカロリーは、167kcalですので、ちょうど、通常サイズのカップ麺の半分ぐらいですので、両方食べて丁度いい分量かもしれません。

通常カップ麺(中身)
通常サイズのカップ麺の蓋を開けると、加薬(かやく)と粉末スープが入っており、袋を開封して、熱湯を注ぎます。
熱湯は、かやくの上に注ぐようにします。
ミニサイズのカップ麺(中身)
ミニサイズのカップ麺の中は、このように、かやくが開封されている状態ですので、そのまま熱湯を注ぎます。

熱湯3分後
通常サイズもミニサイズのカップ麺も熱湯3分で完成です。
麺について
麺は、通常サイズもミニサイズとまったく同じようですが、スープの濃さが違うように思えます。

ミニサイズと通常サイズのスープの濃さ
ミニサイズを完食した後、通常サイズのカップ麺とスープの色を比べると、明らかに、ミニサイズのほうが「濃い色」です。
お湯の分量を間違えたわけではないのですが、確かに若干ミニサイズのほうが塩気が強いような気がしました。
ミニサイズですが、野菜の量が多いので、あえて濃くしているのかもしれませんね。
通常サイズからミニサイズへ
ということで、通常サイズの麺をミニサイズへ一旦移動させて食べることにしました。
そうすることで、味のバランスが取れると思いました。

完食
両方とも麺を完食させて、再度、スープの色を比較してみます。
ミニサイズのほうが、濃厚な色であることは間違いないでしょう。
ミニサイズと通常サイズのパッケージの違い
改めて、ミニサイズと通常サイズの「サッポロ一番 塩らーめん」を比較してみます。
ミニサイズの方には、「5種の具材 レタス1/2個分相当の食物繊維」が明記されていますので、野菜の分量の違いからスープの色の違いが生じているかもしれませんね。

まとめ

小学生の頃、土曜日の学校帰りに自宅で何度も食べた「サッポロ一番 塩らーめん」のカップ麺を食べてみました。
こちらの商品のカップ麺を食べたのはもしかしたら初めての経験かもしれません。
味については、小学生の時分に食べた「サッポロ一番 塩らーめん」とほぼ変わらないと思いますが、個人的にはどうしても当時食べたときの感激が蘇らず、どことなく別の食べ物のように思えました。
落語家の立川志らく氏が、テレビ番組で「味とは人の記憶、美味しさは記憶と共にある」といったことを論説されていましたが、まさにその通りで、「いつ、どこで、だれと、どのように、なぜ、なにを」食べたかが重要だと改めて実感しました。
カップ麺に限らず、これからも「美味しさという記憶」を探求するのも雅趣に富むことだと思いました。