きつねそばの「どん兵衛」

日清のどん兵衛 きつねそば インスタント

目次

「日清のどん兵衛 きつねそば」について

「どん兵衛」の「きつね」といえば、「日清のどん兵衛 限定プレミアムきつねうどん 史上最もっちもち麺」のように「うどん」を連想させますが、実は「きつねそば」も発売されております。
その「日清のどん兵衛 きつねそば」は何度か販売開始と終了を繰り返し、2019年10月28日に5年ぶりに発売され、2021年8月23日にリニューアルされました。
昆布とかつおが調和したWだしと丸大豆醤油を使った「つゆ」が特徴です。

実食

Wだし
関東で定番の鰹(かつお)と関西で定番の昆布の両方を使った「Wだし」です。

カロリー
日清のどん兵衛 きつねそば」のカロリーはジャスト400kcal(めん・かやくは372kcal、スープは28kcal)です。

中身
蓋を開けると中には小袋がひとつ入っていますが、「粉末スープ」と「彩り七味」の2つの小袋に分けます。

完成
「粉末スープ」の入った小袋の中身をカップ容器に入れて、熱湯を注いで3分で麺が戻ります。
その後、「彩り七味」をかけて完成です。
おあげ(油揚げ、あぶらげ)が大きく、ふっくらと容器の蓋のように覆っています。

お揚げ
お箸でおあげを持ち上げるとつゆを吸って、ずっしりと重量感があります。
とてもジューシーで食べ応えがあるおあげは、「Wだし」のつゆを吸っていますので、そばと一緒に食べるとさらに美味しさが増します。

そば
2022年の今では、関東でも鰹だけではなく、関西で定番の昆布だしのつゆを使った蕎麦を口にする機会も増えてきたので、鰹と昆布のどちらでだしを取ったか気にしなくなったような気がします。
ただし、このように両方使った「Wだし」も妙味があると改めて感じました。
個人的にはさらに鰹節をかける、あるいは、昆布粉(パウダー)をかけて食べるのもありだと思いました。

まとめ

2021年8月23日にリニューアル発売された「日清のどん兵衛 きつねそば」を実食しました。
面積が20平方cmほどある大きくてジューシーなおあげは食べ応えがあり、さらに鰹と昆布の「Wだし」のつゆをしっかりと吸い、お蕎麦と一緒に食べることで、さらに美味しく頂けました。
「どん兵衛」の「きつねそば」は「これまでずっと存在していた即席カップ蕎麦」と認識しておりましたが、実は何度か、販売開始と終了を繰り替えている商品である事実に気づきました。

余談ですが、一説によりますと関東は硬水ですので、「昆布」の「だし」を取ろうとすると「アク」が出てしまうので、昆布だしにより本来の旨味が得られないため、鰹だしが主流となったと言われています。
実際、東京の水道水の硬度成分は1リットルあたり平均60mg程度ですので硬水、大阪の水道水は40〜50mgは関西は軟水ですので、地域によっては、水道水により「Wだし」による旨味の差分がでるかもしれません。
そのため個々人の好みももちろんあるとは思いますが、「Wだし」により日本全国で受け入れやすい「つゆ」であるかもしれませんが、熱湯で使う水の硬度により、昆布の味あるいは、鰹の味をもう少し強くして欲しいといった意見を持たられる方もいるかもしれませんね。