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「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」について
1981年11月16日、京都府京都市で産声を上げた「天下一品」、2021年で50周年を迎えました。50年という時を経て、「こちら」でも紹介させていただきましたが、2021年10月30日時点で、全国に2233店舗(あがりゃんせ、ホノルル店の2店舗を含む)展開されています。
その50周年記念にあたり、2021年9月21日にサンヨー食品株式会社より、カップ麺「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」が全国で発売されました。
なお、そのカップ麺と周年を迎える月の間に当たる10月1日は『天下一品の日』で、この日はラーメンを注文すると、翌日以降に使える「ラーメン1杯無料券」がもらえる特別な日ですね。
実食
濃厚鶏白湯の「こってり」ラーメンといえば天下一品、2021年で50周年を迎えました。
カップ麺の天下一品のカロリーは492kcal(めん・かやくは322kcal、スープは170kcal)、カップ麺にしては非常にスープのカロリー比重が高いですね。
なお、天下一品の店舗で食べる「こってり(並)ラーメン」のカロリーは約950kcalですので、カップ麺はその半分ぐらいのカロリーです。
蓋を開けると中には別添の「かやく」、「液体スープ」、「特製スープ」の3種類の小袋が入っています。
まずは、「かやく」の小袋の中身をカップ容器へ入れて熱湯を注ぎます。
熱湯4分後、続けて「液体スープ」、「特製スープ」をカップ容器へ投入します。
「特製スープ」は粉末状になっておりますが、熱湯で簡単に融解されます。
この2種類のスープであの「こってり」スープを再現するのではないでしょうか。
「液体スープ」、「特製スープ」をカップ容器へ投入後、かき混ぜて完成です。
麺はノンフライ麺ですので、生麺に近い食感が期待できそうですが、具材が少ないのが少し寂しいですね。
さて、実食です。
まず麺ですが、ノンフライ麺だけあって、かなり生麺に近い食感ですが、天下一品の店舗で食べる麺に比べて太くなく、カップ麺のほうがツルツルとしていますので、歯応え、舌触りが違います。
スープについてですが、確かに、「こってり」な濃厚なスープを実現しておりますが、店舗で食べるスープほど「ドロドロ」とした濃厚さはないので、物足りなさは払拭できませんが、風味については、あの「こってり」ラーメンを彷彿させているように思えました。
まとめ
天下一品創業50周年を記念して2021年9月21日に発売された「名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯」を実食しました。サンヨー食品株式会社より発売された天下一品のカップ麺です。
ノンフライ麺ですので、麺を熱湯で戻したとき、生麺に近い状態となるのですが、ツルツルとした食感が実際に天下一品の店舗で食べる麺との違いがありますので、舌触りに違和感を感じました。
また、カップ麺の方が細いため、歯応えが違うと思いました。
スープについては風味は、あの「こってり」ラーメンを連想させますが、店舗で食べる「ドロドロ」とした濃厚なスープにはほど違いと思えました。
ただし、カップ麺として十分に堪能できる商品に仕上がっているのではないでしょうか。
余談ですが、学生時代に食べた天下一品 の「あの味」は、カップ麺であっても、他の店で食べても再現しないのは、きっと、「いつ、誰と、どこで」食べたかという、再現できない「味のスパイス」があったらからなのだと思います。