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「ぶらり各駅バルめぐり」について
「八幡山商福会」主催のイベントのひとつ、「ちょい飲み」と「つまみ食い」のように、芦花公園駅や千歳烏山駅周辺でも、通称「街バル」は各地(各駅)の商店街で定期的(年1、2回)に開催されています。「ぶらり各駅バルめぐり(通称:各駅バル)」とは、京王線沿線の複数の世田谷区内商店街が中心となって、同時に開催された「街バル」です。
複数の商店街の「街バル」が同時に開催されることは、初めてのことで、2020年2月8日、9日と2日間実施されました。
初開催では、明大前駅(明大前商店街振興組合)、下高井戸駅(下高井戸商店街振興組合)、上北沢駅(上北沢共栄会)、八幡山駅(八幡山商福会商店街振興組合)、芦花公園駅(芦花公園商店街振興組合)、千歳烏山駅(烏山商店街振興組合、烏山駅前通り商店街振興組合、烏山西口駅前商店街振興組合、烏山駅南口商店会、南烏山六丁目商店街)と6駅、10商店街で、参加店舗数は115店でした。
イベントの内容は、各登録店舗に来店し、チケットと引き換えにその店舗で1フード&1ドリンクを注文できる、または「みやバル」というお土産が購入できる、といった内容です。
チケットは前売り(2020年1月6日〜2月6日まで)と当日売りがあり、前者は参加加盟店に事前に来店し購入することができ、後者は、各駅の改札を出たところで購入できました。
チケットは1部5枚つづりになっており、前売り券では3,500円、当日券は4,000円ですので、前売り券のほうが500円ほどオトクです。
なお、余ったチケットはイベント終了後、「あとバル」実施加盟店で金券として利用することができますが、2020円2月9日〜18日までと期間限定ですので注意が必要です。
また、イベント自体は、2020年2月8日、9日と2日間開催されていますが、店舗様によっては、両日開催しているところもあれば、いずれか1日のみを選択されていますので、事前確認が必要でした。
八幡山駅周辺バルめぐり
「ぶらり各駅バルめぐり」の前売り券は、京王線八幡山駅からほど近い場所にある「広島風お好み焼き 伊豆川(いずかわ)」で購入しました。
2020年2月9日のみ、このイベントに参加しました。
「ぶらり各駅バルめぐり」の最初に訪問した店舗様も「広島風お好み焼き 伊豆川」でした。
最初の1杯目なので、ドリンクは生ビールを選びました。
実は前日飲み過ぎてしまって、この時点で、結構瀕死な状態でした。
フードは「北海道産 殻付きホタテ焼き」です。
殻の中の「汁」もとても美味で、その汁で、雑炊にするときっと最高に美味しいでしょう。
「広島風お好み焼き 伊豆川」はこちらです。
2店舗目は、「スパゲッティ ICHI(イチ)」です。
八幡山駅から、徒歩2分程度の場所です。
ドリンクは、赤ワイン(サングリア)、フードは「バル限定 もつ煮込み」です。
こちらの店舗様はスパゲティが専門ですが、「もつ煮込み」も絶品なのです。
「スパゲッティ ICHI(イチ)」はこちらです。
3店舗目も、八幡山駅から芦花公園駅に向かう途中の甲州街道に沿いにある「炭火焼鳥 ほの杜(ほのもり)」です。
ドリンクは2店舗目と同じく、赤ワインです。
フードは、「牛タン串焼と手羽先の唐揚げセット」でしたが、まずは、牛タン串焼が卓上に運ばれました。
食感が非常によく、弾力もありますが、口の中でモグモグと噛んでいくうちに、溶けていきました。
続いて、手羽先の唐揚げですが、これはもう、手が汚れてしまいますが、そんなことはお構い無しで、「ガブッ」と食べてしまいました。
千歳烏山駅周辺バルめぐり
八幡山駅から千歳烏山駅に向かって、甲州街道(途中旧甲州街道に入ります)沿いに歩いていきますと、「さくらダイニング」が見えてきます。
ドリンクはゴッドファーザーを選択しました。
名前から渋く、苦いという勝手なイメージがありますが、ほんのりと甘みのあるカクテルです。
フードは、「豪華4種盛り!!チーズソムリエ厳選!!」でした。
チーズ2種盛、3種のチーズを使ったキッシュ、季節のフルーツとマスカルポーネのディップです。
自家製さくらのカマンベールチーズが、とてもマイルドで、コクがしっかりしていたので、ワインだけではなく、カクテルとの相性も抜群だと思います。
「さくらダイニング」はこちらです。
「さくらダイニング」から旧甲州街道沿いに沿って、千歳烏山駅に向かうと交番が見えますので、その交差点を右折し、少し進むと「なぶら屋」があります。
5店舗目、つまり最後に訪問した店舗様です。
こちらの店舗様ではバルメニューが「エビのレモンガーリック」と「牛のたたき」の2種類用意されていました。
年配者ほど牛肉をたくさん食べたほうがいいという噂をどこかで聞いたことがあるので、「牛のたたき」を選択しました。
ドリンクはハイボールです。
赤身が非常に多い部位が使われており、とても蛋白で、肉肉しい味を堪能できました。
結果的にこちらが〆の料理になりましたが、あっという間に食べ終えてしまいました。
こちらが「なぶら屋」です。
まとめ
2日間に渡って、京王線沿線の明大前、下高井戸、上北沢、八幡山、芦花公園、千歳烏山と6駅、10の商店街の組合で同時に開催された「街バル」ですが、正直なところ、今ひとつ盛り上がりに欠けたような印象が強いです。もちろん、2020年2月9日と10日は、金曜日と土曜日でしたので、週末でどの店舗様も混み合いましたが、普段の週末と変わらないように思えました。
「ぶらり各駅バルめぐり」では、ほとんどの店舗様がイベントのメニューだけではなく、通常のメニューも用意されていたということもありましたので、バルメニューを注文した後は、通常メニューを注文されていた来店者が多く見受けられましたので、結果的に良かったかもしれません。
115店舗と参加されている店舗数があまりにも多いので、「なにを、いつ、どこで食べるか」に非常に悩みました。
同時開催のメリットって何かあるのかと考えましたが、「ちょい飲み」と「つまみ食い」のように各商店街で、個々人が住んでいる地域だけではなく、他の地域でも、定期的に「街バル」が開催されているという事実をアピールできたのではないでしょうか。
個々人が住んでいる隣の駅などで、「少し店を開拓したい・発見したい」という点でも、「街バル」を利用する価値が十分にあると思います。