松屋の期間限定の定食

こちらは、2020年11月下旬に登場した「カットステーキ リブロース定食」。

カットステーキ定食にはサラダもセットでした。
牛肉で、リブロースの部位を「松屋」で食べられるとは思いませんでした。

メインのリブロースだけではなく、ちょっとしたマカロニグラタンが備え付けられています。

牛の肩から腰ぐらいまでの部位が「ロース」の略称で、「リブ」は肋（あばら）という意味ですので、ちょうど肋骨の背中側の肉、といったところでしょうか。
脂のキメが細かい部位でもありますので、ご飯の上にそのままカットされたリブロースステーキを乗せて、脂の旨味をご飯が吸って、美味しく食べられると思います。

2020年のクリスマスの1週間ほど前、朝4時半に来店したときに見かけた「ビーフシチュー定食」。

「ビーフシチュー定食」も松屋で見かけるようで、あまり見かけないメニューのひとつではないでしょうか。
税込990円でしたので、松屋のメニューの中でもかなり高額だと思いました。

個人的な意見で恐縮ですが、「ビーフシチュー」と「カレー」は同じ分類だという固定概念が幼い頃から芽生えており、朝4時半にカレーを食べる感覚で、ビーフシチューを食べました。

ビーフシチューをオンザライスで、少しずつ食べていきました。
ご飯との相性も良いとは思いますが、パンと一緒に食べたほうが良いと思いました。
次回、このメニューが登場したとき、単品メニューでテイクアウト可能な場合、自宅で「こっそりと」パンと一緒に食べたいと思います。

2020年のクリスマスイブの前日、朝5時過ぎに注文したのが、「チキンフリカッセ定食」。

店内で実食したときは不思議と違和感はありませんでしたが、「フリカッセ」とはフランスの家庭料理ですので、味噌汁がセットな光景を写真で改めて見ると違和感があります。

朝5時、しかもクリスマスイブの前日ということもあり、奮発して、ポテトサラダもセットにしました。

「チキンフリカッセ定食」、これまで数百回ほど松屋に来店しましたが、この定食メニューの名前を目にしたのは初めてのことだと思います。
珍しい名前のメニューですので、最初に見たときにインパクトが強かったです。

チキンが大きいので、スプーンでチキンを掬（すく）いやすかったです。
こういったメニューでも「ゴロゴロチキン」は存在するのです。

フランスの家庭料理なので、ご飯との相性はあまり良くないと思っていましたが、バターの味がしっかりとしていて、美味しくご飯を食べられました。
ご飯の他に、麺、特にスパゲティとの相性も非常に良いそうですね。

2021年2月下旬、「シュクメルリ鍋定食」という珍しい名前の定食メニューがありました。

「シュクメルリ」とはジョージア（国名）の伝統的な料理のひとつだそうです。
松屋では、2019年12月に一部店舗で試験的に販売したそうで、その1年後の2021年2月下旬には多くの松屋の店舗で期間限定メニューとして登場しました。

サツマイモを使っていることもあり、こちらの「シュクメルリ鍋」から、甘い香りが漂っていました。

チーズも追加しました。
実際に本場では牛乳が最後に使われるようですが、チーズが使われるか不明です。

鍋がアツアツの状態のときにチーズを投入しました。

鍋が熱いので、投入した大量のチーズはあっさりと溶けました。
チーズがたくさん入っているので「とろり」とした鍋です。

サツマイモが入っているので、甘みが強いかもしれません。
ご飯よりもパンの方が合うように思えましたが、その点は個々人の好みだと思います。

シュクメルリとは、鶏肉をガーリックソースで煮込んだ料理だそうですが、チーズの量が多すぎたせいもあり、ガーリックの味の強さが弱く感じました。
「ゴロゴロチキン」はこの料理にも健在で、鶏肉を使った定食メニューが増えていくのではないでしょうか。