「堅あげポテト応援部」がSNSで募集した「秋の夜長に食べたい味」のアイデアから生まれたものです。
パッケージデザインも、部員の提案をもとに制作されています。
目次
「堅あげポテト 牡蠣バター味」について
2025年11月10日より、カルビーの「堅あげポテト 牡蠣バター味」がコンビニエンスストアで先行発売されました。コンビニエンスストア以外のスーパーマーケットやドラッグストアなどでは、2025年11月17日から発売され、2026年6月中旬ごろまでの期間限定販売となります。
本商品は、毎年好評の「堅あげポテト応援部」との共創商品で、「秋の夜長に食べたい味」をテーマに募集したアイデアから選ばれたフレーバーです。
実食
「堅あげポテト応援部」が募集した「秋の夜長に食べたい味」のアイデアの投票結果をもとに、今年は牡蠣バター味が選ばれました。
19世紀半ば、アメリカ・ニューヨーク州サラトガのホテルで、一人の客が「じゃがいもを薄くスライスして、カリカリに揚げてほしい」とレストランの料理長に注文したことが、ポテトチップス誕生のきっかけといわれています。
当時は、大きな釜に薄くスライスしたじゃがいもを一枚ずつ入れ、丁寧に揚げていたそうで、その伝統的な“釜揚げ製法”を「堅あげポテト」は受け継いでいるといいます。
「堅あげポテト 牡蠣バター味」のカロリーは1袋60あたり304kcalです。
パッケージを開けたとき、最初は香りの正体に気づきませんでした。牡蠣特有の魚介の香りに、バターとじゃがいもの香りが入り混じった、嗅ぎ慣れない刺激です。
バターのコクにより引き立てられたミルキーな旨みが凝縮された風味のあと、単調な味から濃厚な味に変わる苦みが広がり、牡蠣の中腸腺(ちゅうちょうせん)や消化腺の“黒い部分”を脳裏に浮かばせました。
牡蠣の旨みとバター、じゃがいもの相性は想像以上に良く、贅沢な味覚体験が楽しめました。
まとめ
この商品が発売される約1か月前、松島で生牡蠣や焼き牡蠣を味わいましたが、牡蠣とバターを組み合わせた料理は口にしませんでした。牡蠣は「海のミルク」と称されるほどなので、バターとの相性は言うまでもないでしょう。
この商品を味わったことで、牡蠣とじゃがいもの酒蒸しの仕上げにバターを乗せた料理が食べたくなりました。さらに、柚木麻子著『BUTTER』に描かれたバターライスと一緒に食べる情景を想像するだけで、幸せな気分に浸れます。






