2022年12月の「松屋」の期間限定メニュー

2022年12月に入って、すぐに登場した期間限定メニューの「牛さば豚汁定食」です。

定食の場合、豚汁に変更するにはサイドメニューから選択するのがほとんどですが、このメニューは豚汁セットがありましたので、そちらを選びました。
メニュー名宛（さなが）ら、牛、豚、魚と3種類の動物性たんぱく質が取れる、贅沢な定食です。

牛肉の小鉢、朝定食では、納豆か豆腐を選ぶことが多いため、久しぶりに見かけたような気がしました。

鯖の塩焼き、グランドメニューになったように思えましたが、再び期間限定メニューになってしまったのは少し寂しいです。
今後とも頻出するメニューであってほしいです。
なお、このように裏返しにすると、「鯖の塩焼き」は食べやすいです。
骨がほとんどないのは、ありがたいですね。

2022年8月下旬に店舗限定で登場した「ぶっかけうどん」、2022年12月上旬に「ネギたっぷりかきたま肉うどん」として復活しました。

透明感があり、舌触りが良く、弾力と端切れも適度なうどんです。
牛肉だけではなく、卵との相性も抜群です。
うどんもグランドメニューとして今後定着するかどうか気になります。

2022年12月中旬に登場した「牛豆腐キムチチゲ」です。

キムチチゲが登場したのは15年ぶりだそうです。
確かにその時期にキムチチゲを松屋で食べたことがあるような記憶があります。

豆腐と牛肉がたっぷり入ったキムチチゲ、見た目よりも辛くはないと思います。

溶いた生卵を、キムチチゲが入っている容器に直接入れる、または、ご飯にかける、食べ方は個々人の好みですね。
ご飯に溶いた生卵をかけて、その上にキムチチゲを少しずつオンザライスして食べました。
程よい辛さでしたので、額から汗が少しにじみ出た程度でしたが、体が温まりますので、寒い季節にピッタリな料理です。

「海鮮キムチチゲカルビ」、「牛豆腐キムチチゲ」と同日に登場しました。

牛カルビとのセットメニューがありましたので、そちらを選びました。
税込み価格で1200円弱ですので、少し贅沢なランチになってしまいました。

「松屋」では期間限定メニューや朝定食以外ほとんど口にしない生活習慣が続いたため、「牛カルビ」を食べるのは久しぶりでした。
年齢を重ねるごとに牛肉を口にする頻度が減ってしまっています。

イカやエビなどの魚介類が中心ですが、牛肉も入っていました。
15年前に口にしたときは、「美味しくなかった」というのが素直な感想ですが、今回実食したところ、魚介の旨味もしっかりと出ており、牛肉の旨味と喧嘩せず、それぞれの素材のおいしさを楽しめました。
なお、辛さの感じ方については個人差があると思いますが、多少辛い食べ物を苦手としている方でも、おいしく食べられるように思えました。

2022年12月下旬には、「ビーフストロガノフ」が登場しました。

「ビーフストロガノフ」、「松屋」でこれまで食べたことがないメニューですので、もしかしたら初登場かもしれません。
なお、2022年最後の期間限定メニューになりそうです。

「ビーフストロガノフ」はロシア料理のひとつでもおありますが、「松屋」の場合、どちらかというと創作料理といえるかもしれません。

「ビーフストロガノフ」のお肉を口にした途端、スープの旨味が口の中に広がり、お肉を咀嚼していくと肉の旨味が溢れ出て、そのスープの旨味を交わることで、さらに旨味が開花します。
ご飯との相性も良いですが、パンとの相性も抜群な料理だと思います。