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「サンポー BIG焼豚高菜ラーメン」について
(この記事を作成した2021年6月の)今では「豚骨ラーメン」の即席麺(インスタント麺)は当たり前ですが、そのルーツは1959年に誕生した棒状ラーメン「三宝(みたから)ラーメン」と言われています。福岡県久留米市で産声を上げた豚骨ラーメンの味を全国に伝えようとという試みから「三宝(みたから)ラーメン」が誕生し、そして1978年には即席麺の「焼豚ラーメン」が発売されるようになりました。
「焼豚ラーメン」のカップ麺といえば「サンポー食品会社」、その名前の由来は「三宝(みたから)ラーメン」の「三宝」、「三宝」は「サンポウ」と読めますが、「ウ」は消音で縁起悪いため「サンポー」となりました(棒ラーメンの「棒」から「ー」となったとこれまで勘違いしていました)。
そんな「サンポー食品会社」のカップ麺ですが、東京都内のコンビニエンストアでもときどき見かけることがあります。
今回紹介させていただくのは、2018年2月6日にリニューアルされた「サンポー BIG(ビッグ)焼豚高菜ラーメン」です。
「サンポー食品会社」の代表商品である「焼豚ラーメン」と「高菜ラーメン」が合体したカップ麺です。
実食
カロリーは603kcal、BIGサイズですが、程良い分量ではないでしょうか。
蓋を開けて「焼豚」、「辛子高菜」、「粉末スープ」、「調味油」の袋を取り出します。
「焼豚」、「粉末スープ」を容器に入れ、熱湯を注いだあと、蓋を閉じて、その上に「調味油」の袋を乗せて3分待ちます。
その後、「辛子高菜」、「調味油」を入れてかき混ぜて完成です。
「作り方」に記載がありましたように、蓋を開けると中には、「焼豚」、「辛子高菜」、「粉末スープ」、「調味油」の4種類の袋が入っています。
「焼豚」、「粉末スープ」を容器に入れ、熱湯を注ぎます。
蓋を閉じて、その上に「調味油」の袋を乗せて蓋の上で温めて、3分待ちます。
焼豚が熱湯で膨張し、大きくなっています。
「辛子高菜」と「調味油」を入れてかき混ぜて完成です。
辛子高菜の量が想像以上に多かったので驚きました。
焼豚ラーメン、スープは豚骨ですが、都内の家系ラーメンのように「こってり」としていないので、焼豚の味がしっかりとしていました。
辛子高菜が入っていると「福岡のとんこつラーメン」といった印象がいつの間にか根付いてしまっている方も多いとは思います。
スープがしっかりと絡むようにちぢれ麺になっており、歯切れが良い細麺なのが印象的です。
まとめ
「サンポー」といえば、「三宝」、棒状のラーメンと焼豚ラーメンを連想してしまいますが、都内でその商品を見かける機会は非常に少ないといった印象があります。コンビニエンストアで「サンポー」のカップ麺を見かけると思わず手に取って、購入する方も少なくはないのではないでしょうか。
福岡では「ソウルフード」のひとつでもあると思っております。
余談ですが、「焼豚ラーメン」の「焼豚」は「チャーシュー」ではなく、「やきぶた」と読むのが「正」のようです。