目次
場所
京王線の千歳烏山駅を下車後、南側(北側は旧甲州街道方面になります)に向かいます。「ガーデン」という大型(4階建て)のパチンコ店がありますので、そこを目指して歩きます。
そのパチンコ店の脇に小道がありますので、その道を少し進むと右手方向に「洪記餃子(ホンキぎょうざ)」が見えてきます。
地図はこちらです。
料理
餃子
テイクアウト(お持ち帰り)でも注文が多い「エビ焼き大餃子」。
「エビ焼き大餃子」の中には、海老、ひき肉、ニラ、キャベツなどの具材が入っておりますが、ニンニクは入っていません。
本場中国の餃子では具材にニンニクを使わないようですね。
それもあって、野菜や海老の甘味が強く感じるかもしれませんので、お酢だけで食べるのもありだと思います。
「鉄板棒餃子」、いわゆる鉄鍋餃子のような料理です。
「エビ焼き大餃子」と比較しますとニラの量が多くなっています。
ニンニクはもちろん入っていませんので、素材の甘味が強く感じられます。
醤油だけを使って食べると、スイカを塩で食べるのと同様に、醤油の塩気の後に、その素材の甘味をさらに強く感じるかもしれません。
こちらは「辛口水餃子」、豆板醤ベースの調味料がかけられています。
醤油なしで、そのまま食べても、味付けは十分だと思います。
ニンニクは入っておりませんが、具材がぎっしりと詰まっており、日本の水餃子と違い、水分の量が少なくなっています。
「水餃子」、薄い皮なので、たくさん入ったニラが透けて見えます。
「辛口水餃子」のように味付けがされていませんので、醤油、お酢、ラー油を使ったほうがいいかもしれません。
ラー油を使うと「辛口水餃子」に近い味になりますので、醤油だけで食べました。
定食
「高菜炒飯」の定食、単品メニューは定食にすることができます。
定食にすると、杏仁豆腐、サラダ、ご飯(麺類や飯類は除く)がセットになります。
炒飯(チャーハン)1人前で、1.5〜2人分の量があります。
高菜の辛味がありますので、1人でも最後まで食べ切れましたが、成人男性でも完食は厳しいかもしれません。
お米一粒一粒が口の中で噛んでいるときに、分散され、しっかりと炒められています。
餃子と同様、炒飯も、テイクアウトでも注文が多いメニューです。
回鍋肉の定食。
オンザライスして食べました。
餃子でも同様でしたが、素材の甘味がしっかりと生きていていましたが、味付けが日本の中華料理屋さんとは少し異なっている点が妙味があります。
セットのライスはプラス料金で、半炒飯に変更ができます。
半炒飯で、ちょうど一人分のボリュームのように思えます。
そのため、1人で来店し、炒飯を注文されたい場合、麺類と飯類以外の定食にし、半炒飯へ変更をされたほうが良いかもしれません。
こちらは、「刀削担々麺」の定食です。
見て目は辛そうですが、汗だくになるほど辛くはありません。
見た目が似たような「麻辣刀削麺」がありますが、そちらは、かなり辛いそうです。
顔の毛穴がピリピリするような辛さでしたが、そこから汗がにじみ出て、汗だくになるようなことはなかったです。
刀削麺を口にするのは、久方ぶりでした。
麺が思ったよりも長いですが、「すいとん」のような食感は建材です。
「味噌ラーメン」の定食。
メニューの写真と比較すると、スープの色がかなり濃いのが印象的です。
スープを飲んで違和感を覚え、すぐに気づいたのですが、スープは赤味噌がベースです。
冬場は味噌ラーメンが恋しい時期でもありますので、白味噌ベースだけではなく、赤味噌ベースの味噌ラーメンも良いですね。
「香港風腸詰土鍋ご飯」の定食。
「腸詰(ちょうずめ)」はいわゆる「ソーセージ」。
「土鍋ご飯」は「炒飯」と比べて、お米一粒一粒が少ししっとりとしていていました。
アラカルト
「麻婆豆腐」、注文時に辛さの調整ができます。
辛さをできるだけ控えた麻婆豆腐を注文しましたが、それでも、個人的には十分辛く感じました。
案の定、完食後には、大量に汗をかいた状態となりました。
こちらは、「白身魚と高菜の四川風煮込み」。
高菜が想像以上に入っていたので、食べていくうちに舌が痺れていきました。
ひとりで完食するのは難しいボリュームかもしれません。
「海鮮おこげ」。
卓上に運ばれたときに、「ジュワーッ」と気持ちの良い音を奏でるのが魅力的ですね。
具材が多すぎるので、こちらの料理もひとりで完食するのは難しいかもしれません。
まとめ
2020年の12月上旬ぐらいにオープンした餃子を専門とする中華料理店です。来店される方の半分以上がテイクアウト(お持ち帰り)目的ですので、店内スペースに余裕がありますので、少人数での来店の場合、「三密」は避けられると思います。
焼餃子、鉄板餃子、水餃子のいずれもニンニクを全く使っていないので、素材の甘味を感じやすいのと思いますので、ニンニク入りの餃子に慣れている方は違和感を覚えるかもしれません。
人間の味覚は、塩味の後に甘味を感じる傾向にありますので、醤油を使って餃子を食べると、さらにその甘味が引き立つかもしれません。
なお、店名の「洪記(ほんき)」は日本語でいう「本気」の中国語ではなく、推測ですが、「洪さんのお店」という意味だと思われます。
店舗情報
店名 | 洪記餃子(ほんきぎょうざ) |
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住所 | 東京都世田谷区南烏山5-18-19 Googleマップ |
電話番号 | 03-4362-0796 |
バリアフリー | 段差がないので、ベビーカーや車椅子での来店は可能だと思います。 |
喫煙・禁煙 | 禁煙 |
客層 | 20〜50代の年齢層が多く、男女比は6:4程度です。 1〜2人での来店がほとんどです。 |
BGM | テレビ |
注文後の待ち時間 | 10〜15分程度 |
営業時間 |
11:30~15:00/17:00~23:30 定休日は木曜日 |
クレジットカード | 可能 |
混雜状況 | ほとんどがテイクアウト目的の来店のため、店内は比較的余裕があると思います。 |