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「TOYAMAキラリ」について
2015年8月22日に全館オープンした「TOYAMAキラリ」は複合施設(ビル)で、ビル内には「富山市ガラス美術館」と「富山市立図書館本館」等の施設が入居しています。平和通りに面する北側や、桜橋電車通りに面する東側のファサード(建築物の正面部分のデザイン)には立山連峰の峰々の山肌が表現されています
なお、「富山市ガラス美術館」は、「ガラスの街とやま」を目指したまちづくりの集大成です。
場所
富山駅南口から、3系統(環状線)の路面電車に乗り、「グランドプラザ前」で下車します(平和通り沿いです)。平和通りを東に進んでいくと右手方向に「TOYAMAキラリ」が見えてきます。
「TOYAMAキラリ」には、「富山市ガラス美術館」と「富山市立図書館本館」などの施設があります。
地図はこちらです。
内観、入場料など
北側の平和通りに面した入口には「富山市ガラス美術館」と「富山市立図書館本館」と記載されておいます。
4階にある展示室4と6階のグラス・アート・ガーデンを鑑賞するには、観覧料200円(消費税込み、2020年10月時点)でチケットを購入する必要があります。
このチケットは、1階の総合案内で購入できます。
1階には、車椅子やベビーカーも用意されており、レンタル可能です。
男性、女性の化粧室(トイレ)や、多目的トイレを示すピクトは、どことなく美術館を彷彿させています。
1階の中心部になるエスカレータを撮影した光景です。
中心部が吹き抜けになっております。
6階から5階への下りエレベータからも撮影してみました。
5階、4階、3階にある図書フロアが写っております。
各フロアについて
6階のグラス・アート・ガーデンの受付カウンター付近の光景です。
受付を済ませ、中に入ると「シャンデリア」、「トヤマ・ペルシャン・シーリング」、「トヤマ・ミルフィオリ」、「トヤマ・フロート・ボート」といったグラス・アート作品を観覧できます。
写真撮影はOKですが、ウェブサイト、ブログ、SNS等のインターネットでの発信は不可です。
4階の展示室と透ける収蔵庫の入口付近です。
コレクション展が行われておりますが、写真撮影は不可です(外側から写真撮影するのはOKでした)。
なお、コレクション展の内容は定期的に変わります。
フロア移動は、エスカレータだけではなく、このようにエレベータも用意されております。
木梨憲武氏の写真が気になりますね。
2020年10月10日〜11月23日まで、「木梨憲武展 Timing -瞬間の光り-」が開催されています。
「木梨憲武展 Timing -瞬間の光り-」の会場は2階の展示室1と2、3階にある展示室3です。
こちらは、展示室1の正面にある一部の作品ですが、展示室内は撮影禁止です。
こちらも撮影が可能な木梨憲武氏の作品です。
多忙だと推測はできますが、こういった芸術に対しても時間を投資されている点には脱帽です。
「TOYAMAキラリ」ではこのように、期間限定の企画展が開催されています。
不室屋カフェ
2階には「不室屋カフェ」というカフェがあります。
「不室屋」は「ふむろや」と読みます。
「ふ」という大きな文字の看板が目立ちますね。
お昼時でしたので、混雑しておりましたので、入口付近で空き席ができるまで待機していました。
「くるま麩カツレツセット」を注文しました。
「くるま麩」は「車麩」のことで、金沢に昔から伝わる麩(ふ)のことです。
味噌汁は、「加賀みそ」を選びました。
他に「おすまし」、「暫(花麩とほうれん草、豆腐の味噌汁)」、「田舎味噌」、「赤だし」、「白みそ」が選べます。
なお、「ふ」と記載されている具材は「花麩」です。
ドリンクは「加賀抹茶」を選びました。
ほんのりとした甘みがなんとも言えません。
抹茶でリラックスできますね。
こちらが「くるま麩カツレツ」です。
少し見づらいですが、カツの周りに車輪のような麩(ふ)が巻いており、それが「車麩」です。
「車麩」の弾力とカツの肉、衣のサクサクとした食感の三重奏は、美味しい音色を奏でています。
まとめ
富山駅から、3系統(環状線)の路面電車の停車駅「グランドプラザ前」からほど近い場所にある複合施設です。立山連峰の峰々の山肌を表現したファサードの「TOYAMAキラリ」は、「富山市ガラス美術館」、「富山市立図書館本館」等が入居している施設です。
企画展示もあり、半日以上、堪能できる場所ですので、、富山市内の観光スポットのひとつとして訪問する価値は十分にあると思います。
富山市に在住している何人かの方に「富山市ガラス美術館」の場所を尋ねたところ、「富山県美術館」と勘違いされていたので、富山市ガラス美術館」という名称は浸透していないのかもしれませんね。
「TOYAMAキラリ」のほうが市内在中の方にとっては馴染み深い名称なのかもしれません。