金沢21世紀美術館

21世紀美術館 施設

目次

金沢21世紀美術館について

金沢大学附属中学校・小学校・幼稚園があった場所に、2004年10月9日に開館しました。
金沢21世紀美術館には、「展覧会ゾーン」と「交流ゾーン」と大きく2つの施設があります。
「展覧会ゾーン」は有料施設となりますが、美術奨励の日など、金沢市民は無料で鑑賞できる機会があります。
「交流ゾーン」には、「カフェレストラン “Fusion21″」、「ミュージアムショップ」、「アートライブラリー」、「託児室」、「キッズスタジオ」、「茶室(一般公開されていない日もあります)」があります。
金沢21世紀美術館の各施設の営業時間は異なります。
定休日は月曜日が多いですが、詳細は公式サイトにて案内されております。
「展示会ゾーン」を含め、撮影が禁止されている場所が多いです。

場所

JR金沢駅の東口(兼六園口)を出ますと、正面(鼓門の付近)にバスロータリーがありますので、周遊バス(右回り、左回り)かシャトルバスで30〜50分程度で「金沢21世紀美術館」に行けます。
それぞれの「広坂・21世紀美術館」で降りると、広坂の交差点付近に白い1階建ての建物がありますので、そこが「金沢21世紀美術館」です。
兼六園

日本三名園の一つ、KENROKUEN

2018年12月28日
兼六園とほぼ隣接しております。

金沢城

金沢城公園の本丸・二の丸・三の丸、そして新丸!?

2019年1月8日
金沢城公園ともかなり近いです。

地図はこちらです。

外観

外観1
美術館の入口付近にはカラフルな透明度の高い壁が円形に設置されており、中から外の景色をみたとき、場所により様々な色の変化を楽しめます。
「カラー・アクティヴィティ・ハウス」という作品です。
外観2
ここでは、オレンジまたは赤がかって見えますが、シアン、マゼンタ、イエローで果たして白色で見える場所があるでしょうか・・・

外観3
確かこちらが「ブルー・プラネット・スカイ」だっと思います。
角度を変えて眺めると趣深いかもしれません。
外観4
「アリーナのための クランクフェルト・ ナンバー3」という作品です。
美術館の周囲に12個ほど設置されており、ここで声を出すと他のどこかで聞こえるそうです。

外観5
こちらは「ラッピング」という作品だそうです。
子供でもあれば中に入れます。
外観6
この銅像も作品なのでしょうか・・・
付近にバスターミナルと喫煙所がありました。

館内

料金

入場料1
「展示会ゾーン」に入るには有料チケットを購入する必要があります。
かなりの行列ですが、タイミングによってはこの倍以上の人数が並んでおりました。
入場料2
すべての展示を見る場合は、一般1,000円(65歳以上は800円、大学生600円、小中高は400円)です。

見取り図

見取り図1
美術館は1FとB1Fがあり、こちらは1Fの見取り図です。
グレーがかった部分が「展示会ゾーン」です。
見取り図2
地下1Fもあり、市民ギャラリーなどがあります。

スイミング・プール

プール1
「スイミング・プール」の中です。
真上を見上げると雲が見えますが、プールの中からの撮影です。
プール2
こうしてプールの中から角度を変えて撮影するとあたかも水中撮影しているように見えます。

プール3
プールは外からも無料で鑑賞することができます。
プール4
外から見ると中にいる方々があたかも水の中にいるかのように見えます。

展覧会ゾーン

展開1
訪問日には「コレクション展 アジアの風景」が開催されておりました。
過去から現代に向けての変化などの映像もありました。
展開2
また、その日は、「邱志杰(チウ・ジージエ) 書くことに生きる」という展示もありました。

展開3
逆から文字を書いていき、動画再生時に逆再生をすると、文字は消えていきますが、正しい書き順で流れていきます。
展開4
「スイミング・プール」で「レアンドロのプール」とも呼ばれています。
外観は無料で鑑賞できますが、プールの中に入る場合、有料です。

交流ゾーン

DeathLAB

タレル1
「デザインギャラリー」で「DeathLAB(デスラボ)」が開催されていました。
人口集中に伴う墓地不足、少子高齢化により、葬送の方法を発明が急がれます。
タレル2
無宗教を支持する人の増加も鑑みますと、火葬による二酸化炭素排出に伴い、環境に与える負荷なども考察していかなければならない、といったことについて映像と音声で説明されていました。

市民ギャラリーA

市民A1
1Fに「市民ギャラリーA」がB1Fに「市民ギャラリーB」があり、一般の方の技術作品が展示されています。
こちらは「市民ギャラリーA」の入り口です。
市民A2
「市民」による作品ですが、かなりレベルが高い作品が展示されております。

市民A3
壁一面に広がる一つの作品。
錯覚を利用した作品かもしれませんが、じっと見ても何も見えてきませんでした。
市民A4
こちらも壁一面を使った作品です。
「市民ギャラリーA」はかなり広いです。

市民A5
こういった書道の作品も展示されていました。
市民A6
読めないが多いので、勉強をしたいと思います。

1FからB1Fへ

エレベーター1
1FからB1Fへ、階段もありますが、エレベーターも用意されています。
エレベーター2
エレベーターはこのようにプッシュアップ式(!?)でしたので、多くの方が撮影されておりました。

市民ギャラリーB

市民B1
「市民ギャラリーB」です。
多くの写真が展示されておりました。
市民B2
紅葉をテーマにした作品がそのときは多かったですが、こういった作品を撮影された方々から撮影技術を学びたいと思いました。

市民B3
こういった造形物もあり、多くの子供達が鑑賞されていました。
市民B4
キッズルームもあります。

その他

その他1
1Fには「レクチャーホール」もあります。
その他2
天井に窓が空いている場所がありましたので、そこに見える雲を撮影してみました。

その他3
ガラス越しですが、有料で鑑賞できる「展覧会ゾーン」の一部を見ることができます。
その他4
B1Fの「シアター21」では、金沢大学医学部の邦楽部の方々が演奏をされていました。

まとめ

「金沢21世紀美術館」ですが、有料チケットを購入するのに30〜60分程度は列に並んで待つことを想定したほうがいいです。
また、主観だけはなく、客観的な印象や考えを確認することができますので、様々な視野で鑑賞できますので、一人で来館するよりも複数の人で来館したほうが良いかもしれません。
館内だけではなく、美術館の敷地すべてに様々な芸術作品がありますので、くまなく観察する楽しみがあります。
滞在時間については2〜3時間が想定できますので、近くの「兼六園」や「金沢城公園」も観光される場合、朝一から行動されたほうが良いと思います。