目次
兼六園について
石川県の金沢市にある日本庭園で、国の特別名勝に指定されています。また、岡山県岡山市の後楽園と茨城県水戸市の偕楽園と共に日本三名園の一つです。
「兼六」とは?
宏大(こうだい)、幽邃(ゆうすい)、人力(じんりょく、じんりき)、蒼古(そうこ)、水泉(すいせん)、眺望(ちょうぼう)の6つ(「洛陽名園記」の六勝を引用)を兼ね備えているという意味です。そのことから松平定信が「兼六園」と命名されました。
宏大(こうだい)、幽邃(ゆうすい)、人力(じんりょく、じんりき)、蒼古(そうこ)、水泉(すいせん)、眺望(ちょうぼう)の6つ(「洛陽名園記」の六勝を引用)を兼ね備えているという意味です。そのことから松平定信が「兼六園」と命名されました。
場所
JR金沢駅の東口(兼六園口)を出ますと、正面(鼓門の付近)にバスロータリーがありますので、周遊バス(右回り、左回り)かシャトルバスで30〜50分程度で「兼六園」に行けます。
それぞれのバスの停車場所は異なりますが、兼六園には複数の入口があるため、どのバスを利用しても迷わないと思います。
兼六園シャトルを利用して、「S6(県立美術館・成巽閣)」で下車しました。
次の停車駅のS7、S8は兼六園と金沢城公園を挟む道路で停車します。
県立美術館・成巽閣で下車した場合、兼六園に向かう途中に「県立美術館・成巽閣」で下車しますと、金沢神社が近くにあります。
「広坂・21世紀美術館」付近で下車しますと、ここから兼六園に入園するが一番近いかと思います。
「金沢城公園」と隣接しております。
広坂の交差点に向かうと「金沢21世紀美術館」があります。
地図はこちらです。
兼六園内の地図
園内の見取り図です。
混雑していないければ、1時間ぐらいで一通り園内を散策することができます。
なお、園内のあちこちで、この見取り図は配置されております。
入園料
兼六園の入園料です。
入園料が無料のときもあるようです。
入園料は18歳以上は310円、18歳未満は100円(2018年12月時点)です。
他の文化施設も訪問する場合、兼六園と文化施設1箇所のチケットの2つを500円(2018年12月時点)で購入できます。
金沢城公園も訪問し、一通り鑑賞したい場合、このセットを購入したほうがお得です。
「成巽閣(せいそんかく)」はさきほどのセットのチケットでは入れません。
兼六園の風景
「県立美術館・成巽閣」で下車し、兼六園に向かう前に、金沢神社に立ち寄りました。
こちらは「放生池(ほうしょういけ)」です。
ここは「随身坂口(ずいしんざかくち)」ですが、この先を進むと兼六園に入園できます。
随身坂口から入園すると梅林が目の前に広がります。
その日は雲の動きが早く、天気の変化が激しかったのですが、空気が乾燥していたので、ときどきの晴れ間に見えた青空が綺麗でした。
ここは「成巽閣」で、兼六園に面しております(観覧料は入園料に含まれておりません)。
山崎山(やまざきやま)に到着しました。
左から読んでも右から読んでも「山崎山」です。
山崎山を超えた先で、金沢市内を眺めることができます。
「明治紀念之標」に向かって歩いていきます。
こちらが「明治紀念之標」です。
記念撮影される方がたくさんいらっしゃいました。
ここも兼六園の入口で、「上坂口」です。
「上坂」は「かみさか」と読みます。
近くに寄って霞ヶ池を撮影しました。
その日は、雲の動きが非常に速かったです。
霞ヶ池の向かい側に移動します。
向かう場所は「栄螺山(さざえやま)」です。
12月ですが、この日は暖かかったので、上着を脱いで移動されている方が多かったです。
こちらは「時雨亭」です。
こういった場所で抹茶を飲んで休憩するのもいいですよね。
「瓢池(ひさごいけ)」に到着しました。
こういった日本庭園内の池は眺めているだけで、落ち着いた気持ちになっていきます。
兼六亭付近です。
加賀の郷土料理として有名な「治部(じぶ)煮」を使った「じぶそば」があります。
この兼六亭は兼六園噴水の近くにあります。
茶店通りから道路一つ挟んで、金沢城公園があります。
まとめ
2009年には「ミシュラン観光ガイド」には最高評価の3つ星に選ばれるなど、観光名所として有名な兼六園です。春は桜、秋は紅葉、夜はイルミネーションと見どころが沢山ある日本庭園です。
確かに12月の日中はシーズンではないかもしれませんが、観光客で溢れかえっていないので、ゆっくりと園内を探索できる貴重なシーズンの一つだと思っています。
また訪問する機会があれば、観光だけではなく、茶屋巡りをし、加賀の郷土料理も堪能したいです。