蒼空のキャンバスに陽光が作るクリスタル

フラワーパーク 自然

目次

はままつフラワーパークについて

浜松市制施行60周年事業の一環として、はままつフラワーパークは1970年9月10日に開園されました。
季節ごとに見どころとなる花は異なります。
特に3月〜6月は、たくさんの桜やチューリップなど開花しますので、園内にはたくさんの来客でいっぱいになります。
年末になると、見どころとなる花の数は減ってしまいますが、夜にイルミネーションのイベントがありますので、多くの来客者を魅了します。
浜松市動物園

首を長くして待つのは・・・?

2018年12月4日
浜松市動物園と隣接しており、両方を行き来できるチケットも販売されています。
共通券を購入した場合、両園を自由に巡ることができます。

場所と行き方

行き1
浜松駅北口にあるバスロータリーの1番の停留所からはままつフラワーパークに停車するバスがあります。
行き2
バスは1時間に3〜4ぐらいあります(時間帯によります)。
このバスはフラワーパークに隣接している浜松市動物園にも停車します。


行き3
バスに乗って50〜60分程度で、はままつフラワーパークに到着します。
料金は560円(2018年11月の時点)でした。
行き4
この停留場から横断歩道(信号機はありません)を渡ったところに「はままつフラワーパーク」の入り口があります。


行き5
正面にはこのように「Flower Park」と記載された掲示塔があります。
行き6
2018年11月の時点で、17時以降の夜間料金は500円で、日中は浜松市動物園の行き来可能なチケット料金は750円でした。
300円分の園内で利用できるチケットもセットになっていました。
年間パスポートなどがあるので、そちらを購入すれば1年間開園時間内であれば入場することができます。


帰り1
帰りのバスも入り口正面にバス停があります。
帰り2
帰りも行きと同様に50〜60分程度で浜松駅のバスロータリーに戻ってこれます。


はままつフラワーパークの住所は、静岡県浜松市西区舘山寺町195番地で、地図はこちらです。

はままつ フラワーパーク内

園内の見取り図

見取り図
園内の見取り(案内)図です。
面積30万平方メートル、植栽が3000種類もあります。
徒歩で1周約1時間程度ですが、2時間程度はみたほうがいいかもしれません。

パーク内の景色

園内1
園内にミニトレイン(1人200円)があり、こちらを利用してほとんど歩かずにフラワーパーク内を一周することができます。
ただし、場所によっては下車して歩かないと見回れない場所があります。
園内2
1週回って待機中のミニトレインがありました。
結構多くの来場者がこちらを利用されていました。

園内3
入り口付近の光景です。
この付近ではクラシックの曲が流れていてちょうどパッフェルベルのカノンが流れていたので、気分が少し高揚してきました。
園内4
こちらは「モザイ」という妖精のモザイカルチャーです。
「モザイカルチャー」といって生きた草花で作られた立体芸術作品のことです。

園内5
「時計のまち・ジュネーブ」を表現したモザイカルチャーです。
園内の中心部にはこのようにモザイカルチャーがたくさん配置されています。
園内6
こちらは「飛び立とう未来へ」というモザイカルチャーです。
浜松市ではこのフラワーパークを会場に、2009年(9月19日〜11月23日)に「浜松モザイカルチャー2019」が開催されました。

園内7
「ナスカ」を表現したモザイカルチャーです。
どことなく某有名ロールプレイングゲームの紋章のように思えます。
園内8
このモザイカルチャーにはしばらく見とれてしまいました。
楽器の街である浜松の表現方法が壮麗でまさに字のごとく華々しいです。

園内9
このモザイカルチャーの近くこのような噴水があります。
噴水ショーは1時間に2回ほど行われておりました。
園内10
丘を降りて噴水に近づいてみました。
恍惚という言葉以外、何も思い浮かべることができませんでした。

園内11
少し離れたところでも噴水を見ることができます。
まさに蒼空というキャンバスに陽光が作るクリスタルと行っても過言ではないでしょう。
園内12
遠くに大温室が見えてきました。

園内13
この大温室はクリスタルパレスという名称です。
クリスタルパレスというとロールプレイングゲームの世界で、ラスボスが居そうな場所ですね。
園内14
クリスタルパレスの近くにはバラ園があります。

園内15
訪問したのが11月下旬で、ちょうどバラが見どころの時期でした。
美しいものにはトゲがあります。
園内16
バラで作ったトンネル。
注意して通り抜けないとトゲで怪我をしてしまいます。

園内17
11月下旬でも見どころの花が結構ありますよね。
園内18
フラワーパークに入って右手方向を進んでいくとこのような広場があります。
多くの家族連れの方々で賑わっていました。
この先にこどもひろばがあります。

園内19
こどもひろばの西側の道を進んでいきます。
ミニトレインが走る姿を見かけました。
園内20
少し進むと藤棚があります。

園内21
藤棚は平成22年2月に完成したそうです。
(すべて2並びですね・・・)
園内22
長い藤棚を超えると日本庭園があります。
その奥にはハナショウブ園があります。
次回はここで一面の花が咲いているときに来園したです。

園内23
日本庭園の北側には浜松市動物園への共通門があります。
園内24
浜松市動物園の入り口からもこのフラワーパークに入園できます。

園内25
浜松市動物園の入り口付近から入園すると、最初に見えるのが水鳥の池です。
非常に見づらいですが、ちょうど結婚式の記念撮影をしておりました。
園内26
水鳥の池の先にはテラス池があり、その付近につり橋があります。
つり橋を渡ったとき、かなり揺れて、きしみました。

園内27
フラワーパークの入り口に戻る時に、またミニトレインを見かけました。
園内28
この先に見えるのがクリスタルパレスです。
結構歩きましたが、園内を1周しました。

クリスタルパレス

クリスタルパレス1
クリスタルパレス(大温室)に入ると(ロールプレイングゲームのラスボスではなく)たくさんの花が歓迎してくれます。
クリスタルパレス2
ブーケがありました。

クリスタルパレス3
クリスマスツリーが2本ほどありました。
クリスタルパレス4
大温室なので、なかなか綺麗に写真をとれませんでしたが、実際に見るとすごく綺麗です。

クリスタルパレス5
綺麗ない庭園も作られていますね。
「温室」で真っ先に思い浮かべるのが「刑事コロンボ」の「悪の温室」です(知っている人はあまりいないかもしれませんね・・・)。
クリスタルパレス6
ヒカリゴケもありました。
写真もなんとか撮影ができました。

クリスタルパレス7
カエルがいそな池もありました。
クリスタルパレス8
ベニヒモノキです。
どこかで、見たことはあるような気がします。

クリスタルパレス9
サボテンもあります。
この付近にクリスタルパレスの出口があります。
クリスタルパレス10
クリスタルパレスの正面から見た、フラワーパークの入り口の光景です。
噴水が幻想的で綺麗ですね。

こどもひろば

plaza1
園内にはちょっとした子供向けの施設が用意されています。
plaza2
恐竜の形をした滑り台です。

plaza3
機関車も展示されていました。
plaza4
ちょっとした観覧車もあります。

まとめ

はままつフラワーパーク内を自分の足で隅々まで歩くとなりますと結構な距離になります。
フラワーパークだけではなく、浜松市動物園も行くとなりますと、全て見回るとしますと休憩なしで2時間強かかりますので、体力の温存をされたい方は料金(1回200円程度!?)がかかりますが、ミニトレインで移動するのもありだと思います。
そうすることでゆっくり座りながら園内をまわることができますので、効率がいいかもしれません。
来園したのが11月下旬で、シーズンオフではありますが、ちょっとした運動をする目的でも十分に楽しめるスポットだと思います。
3〜6月が見どころですが、かなりの人数の来園が予想されるので、平日に来園したほうがいいかもしれません。