不二家ちいかわ夢みるわくわくクリスマス

セブン‐イレブンでは、毎年11月末頃になると「ちいかわ」のクリスマスケーキの予約受付が始まりますが、店舗ごとに予約数の上限があるため、12月に入ると予約が終了してしまうことがほとんどです。
ただし、クリスマス・イブには各店舗で数個程度を仕入れる場合もあるため、予約なしでも購入できる可能性があります。

「ちいかわ　夢みるわくわくクリスマス」について

セブン‐イレブン限定で販売されるクリスマスケーキ「ちいかわ夢みるわくわくクリスマス」は、2025年12月24日に発売されました。
基本的には予約販売が前提ですが、各店舗で2～3個ほど一般販売分が用意される場合もあります。
購入者の多くが予約で入手するため、25日になっても売れ残る可能性があります。
賞味期限が短いことから、25日には半額（通常価格は税込5,184円）で販売されることもあり、運が良ければ予約なしでも、しかも確実に入手できるチャンスがあるのです。

実食

「ちいかわ夢みるわくわくクリスマス」は1個で1,222kcalもあり、25日のクリスマスはこれが昼食代わりになりました。

箱の中には、「ちいかわオリジナル色紙」が入っていました。
ちいかわ、ハチワレ、うさぎの3人がそれぞれプレゼントを持ったデザインで、記念品としても嬉しい一品です。

ホールケーキの中心には、ホワイトチョコレートで作られた、ちいかわ、ハチワレ、うさぎの3人がいます。
クリスマスツリーはマシュマロでできており、食べる人数によっては奪い合いになりそうですね。

キンキンに冷えたホイップクリームで覆われたスポンジケーキの中には、シロップ漬けにされたりんごが入っています。
いちごやラズベリーのソースで彩られ、味わいにも奥行きが加わっています。
レモン由来の柑橘系の爽やかなほのかな酸味が、チョコレートやクリームの甘みを秀逸に引き立てていました。

まとめ

クリスマス・イブは終日小雨が降り続いたせいか、翌朝の街は深い霧に包まれていました。遠くの景色は白く溶け、曇り空も相まって、まるで静かなホワイトクリスマスが用意されたかのような佇まいです。

誰かと過ごすクリスマスには、やはりイブにケーキを用意したいものです。そのため、多くの人は予約という確実な選択をします。けれども、「ちいかわ」のクリスマスケーキのような人気商品でさえ、セブン‐イレブンの店頭には、ごくわずかですが一般販売分が並ぶことがあります。

運任せでケーキを探す人にとって、それは小さな希望です。もし24日に売れ残り、翌日まで棚に残っていれば、見切り品となって半額、時には4分の1ほどの価格になることもあります。思いがけず手にした真っ白なホールケーキは、まるで遅れて届いたクリスマスプレゼントのようでした。その白さは、今朝目にした霧の風景と静かに重なり、今年のクリスマスをやさしく締めくくってくれた気がします。