茨城県民のソウルフード、ばんどう太郎のカップ麺がリニューアル発売

ニュータッチ ばんどう太郎 坂東みそ煮込みうどん インスタント
「ばんどう太郎」といえば、茨城県を中心とした北関東で親しまれる和食レストラン。その「ばんどう太郎」と「ニュータッチ」が再びタッグを組み、複数の味噌をベースに魚介の風味を加えた濃厚スープが特徴のカップ麺がリニューアル発売されました。

目次

「ばんどう太郎 坂東みそ煮込みうどん」について

2025年10月20日より、ニュータッチの「ばんどう太郎 坂東みそ煮込みうどん」が東北および関信越エリアのコンビニエンスストア、スーパーマーケット、ドラッグストアなどで発売されました(税込321円)。
国産小麦を100%使用した麺は、なめらかな喉ごしともっちりとした食感が特徴。複数の味噌をベースに魚介の風味を加えた濃厚スープとよく絡み、揚げ玉や白菜などボリュームのある具材が彩りを添えています。
1食(118kcal)あたりのカロリーは361kcalです。

実食

中身
表面のシュリンクフィルムを剥がし、蓋を半分ほど開けて、容器内の2種類の「かやく」と「後入れ液体スープ」を取り出します。

調理方法
2種類の「かやく」を麺の上にあけます。
1つはフリーズドライのかやくで、白菜やニラが凝縮されたブロックの大きさから、具材の多さが伺えます。
熱湯をそのフリーズドライのかやくにかけるように、カップ容器内側の線まで注ぎ、蓋を閉めます。さらに、その上に「後入れ液体スープ」を置き、温めるようにします。

完成
熱湯を注いで5分経過したら蓋を外し、麺をほぐしながらスープをしっかり混ぜれば完成です。

感想
国産小麦を100%使用したノンフライうどんの麺は、小麦の香りが豊かで、滑らかでもちもちとした食感が特徴です。ただし、「ばんどう太郎」独特の長く太い麺の再現性はやや弱く感じられました。
かつお、煮干し、しいたけの出汁を効かせた複数の白味噌ベースのスープは、北関東ならではの味噌汁の風味を持ち、繊細な甘みがほんのり広がります。そのスープを吸った麺や白菜にもしっかり旨味が絡んでいました

まとめ

「ばんどう太郎」の味噌煮込みうどんは、北関東ならではのかつお、煮干し、しいたけの出汁が効いた味噌と、直径1cm以上、長さは1m以上ありそうな強い小麦の香りの麺が特徴で、非常にインパクトのある料理です。
その麺の太さや長さまでカップ麺で再現するのは流石に難しいですが、ミニサイズとして販売されることを想定すれば、今回のカップ麺の仕上がりも納得できるかもしれません。
幼い頃から「ばんどう太郎」の味に親しんだ方にとって、この一杯の感想は人それぞれでしょう。しかし、故郷の思い出を呼び起こすという意味では、十分な役割を果たす商品と言えそうです。

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