豚の旨みがしっかりと感じられながらも、あっさりと飲みやすいスープが特徴で、どこかノスタルジックな味わいを思い起こさせます。
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「マルちゃん ちえちゃんラーメン 中華そば」について
2026年2月16日より、東洋水産の「マルちゃん ちえちゃんラーメン 中華そば(税込267.84円)」が、セブン-イレブンやイトーヨーカドーなどで発売されました。内容量は111g、エネルギーは1食あたり502kcal(めん・かやく426kcal/スープ76kcal)。満足感のあるボリュームに仕上がっています。
実食
「神田ちえちゃんラーメン」をはじめとする創業者が設立した「ちゃんのれん組合」の“お墨付き”でもあり、由緒ある一杯と言えるのかもしれません。
表面のフィルムを剥がし、フタを半分ほど開けると、かつて駄菓子屋で食べたミニサイズのカップ麺を思わせる、どこか懐かしい香りが漂います。
フタの上にのせられた「特製スープ」を取り外し、熱湯をカップ内側の線まで注いでフタを閉じます。
熱湯を注いで5分後、フタを取り外し、「特製スープ」を加えます。
麺をほぐしながらスープをしっかりとかき混ぜれば完成です。
……気づけば7分ほど経っており、麺が少しのびてしまったかもしれません。
少しのびた麺は、結果的に絶妙な縮れ具合となり、思いのほか心地よい歯ごたえと弾力を保っていました。
スープに長く浸していたおかげで、凝縮された豚の旨みをしっかりと吸収し、むしろ魅惑的な味わいに。
とはいえ、小麦の風味はやや後退するため、やはり5分が無難なのかもしれません。
徒然言葉
「シン・エヴァンゲリオン」や「シン・ゴジラ」の流行もあり、一時期やたらと「シン」を接頭語として用いる風潮がありました。そして2022年に「ちゃんのれん組合」が設立されて以降、「ちゃん」を冠するラーメン店が増え、親しみを覚える人も多くなってきたように思います。
日本国内ではジェンダーレス化が進み、人を呼ぶ際に安易に「ちゃん」を付けず、「さん」を用いるのが無難とされる場面も増えました。実際、「ちゃん」という言葉を耳にする機会は減っているのかもしれません。
それでも、この言葉が日本の伝統的なラーメン文化の中で息づいていることは、どこか微笑ましく、そして少し誇らしくもあります。
そんなことを、ややのびた麺をすすりながら思案していました。 たった2分の誤差が、妙に言葉の行方まで考えさせるのだから不思議なものです。






