2024年5月の「松屋」の期間限定メニュー

2024年5月上旬に登場した「元祖旨辛焼き牛めし」と「参鶏湯風スープ」　のセットです。
参鶏湯スープは、夏バテ予防や体力回復効果が期待できる滋養強壮のスープで、バランスの取れた味わいを楽しめます。

「元祖旨辛焼き牛めし」は、辛味が強いかもしれませんが、タレの甘味と温泉卵の卵黄と白身によって緩和され、辛い食べ物が苦手な方でも食べやすくなっているように見受けられました。
辛味、塩味、甘味のバランスが非常にとれているため、根菜を中心とした野菜の具材や、鶏肉やもち米といった素材の風味が調和した「参鶏湯風スープ」との相性も良いと感じました。

「元祖旨辛焼き牛めし」と同じタイミングで登場した「旨味醤油焼き牛めし」の豚汁セットです。

「元祖旨辛焼き牛めし」とは異なり、辛味はほとんどありません。
醤油ダレでバラ肉を焼き上げているため、醤油の芳ばしさが牛肉の旨味に深みを与えておりました。
なお、個人的には、「参鶏湯風スープ」は栄養バランスが秀逸ですが、「松屋」では、1000回以上味わって慣れ親しんだ豚汁のほうが好みです。

2024年5月中旬に登場した「ねぎだく塩だれ豚カルビ定食」をとろろセットで注文しました。

この料理は、豚カルビの脂っこさを打ち消すほどたくさんのネギが盛られており、さっぱりとした爽やかな風味の塩ダレで仕上がっているため、非常に食べやすかったです。
5月の連休の疲れを回復させるような滋養強壮のメニューでした。

2024年5月下旬に「チミチュリソースハンバーグ定食」が登場しました。
アルゼンチンやウルグアイなどの南米で好んで使われている「チミチュリソース」は、ニンニクやハーブといった風味豊かなソースです。

「松屋」の「チミチュリソース」では、青唐辛子やトマトを使っているため、風味の豊かさだけでなく、辛味と酸味も効いており、ハンバーグとの相性も秀逸でした。
お肉の旨味が絶妙に引き出され、脂っこさが中和されていました。
オリーブオイルと混ざり合った粗みじん切りのハーブとニンニクの食感も妙味がありました。

2024年5月下旬に登場した「ごろごろチキンの和風タルタルチキン定食」です。

特製タルタルソースには、甘く爽やかな風味を持つタラゴンというハーブが入っているそうです。
「ごろごろチキン」は「松屋」では定番の食材ですが、タルタルソースにより、しつこい味わいにならず、見た目よりもさっぱりとした味わいに仕上がっているように感じました。