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「一蘭 とんこつ」について
「一蘭」のカップ麺「一蘭 とんこつ」が、2021年2月15日に全国の「一蘭」店舗やコンビニエンスストアを中心に発売されました。カップ麺の製造メーカーとのコラボ商品ではなく、「一蘭」独自に試行錯誤を繰り返し、長い年月を経て誕生した商品です。
この記事を作成した時(2021年8月16日)には、コンビニエンスストアのカップ麺(インスタント麺)コーナーでこちらの商品を見かけなくなりましたが、「一蘭」の公式特設サイトでネット販売されているようです。
実食
特注ノンフライ麺が使用されており、麺の太さや小麦の配合、加水率などを幾度も微調整をされてきたそうです。
パッケージ表面に記載されているように、具材、つまり加薬(かやく)が含まれておりません。
こちらの商品のために開発された「赤い秘伝のたれ」が付いています。
カロリーは471kcal、具材が含まれていないので、コンビニエンスストアでお惣菜やお弁当等と一緒に食べるとボリュームという観点からも丁度良いかもしれません。
蓋を開けると中には、後入れスープ(粉末)、後入れスープ(液体)、秘伝のタレの3種類の小袋が入っておりますので、取り出します。
小袋には、1〜3数字だけではなく、A〜Cとアルファベットの記載がありますので、順番通りに使いやすくなっております。
熱湯4分でノンフライ麺が、このように麺に戻ります。
加水率なども考慮された麺ですので、熱湯2〜3分で「固め」でいただくのではなく、熱湯4分、しっかりと待ったほうが良いと思います。
まずは、後入れスープ(粉末)を投入し、麺全体に和えるようにかき混ぜます。
その後、後入れスープ(液体)を投入し、スープ全体に混ざるようにかき混ぜていきます。
粉末と液体の2種類のスープがあるカップ麺では、粉末スープを先に投入するのがオーソドックスですね。
最後に「秘伝のタレ」を投入して、完成です。
「一蘭」といえばラーメン丼の中心のこの「赤いタレ」ですが、本商品のためだけに唐辛子を基本に特別調合して開発されたタレだそうです。
ノンフライ麺ですので、かなり生麺に近い、歯ごたえと小麦の風味がしっかりとしていました。
加水率を研究されただけであり、しっかりとスープに絡み、とんこつスープの旨味と麺本来の旨味の両方を堪能できる味に仕上がっていると感じました。
まとめ
2021年2月15日に新発売されたカップ麺「一蘭 とんこつ」を実食しました。具材(かやく)が含まれていない麺とスープだけのカップ麺ですが、むしろそれが余計な雑味を無くし、純粋に麺とスープの味をしっかりと堪能できる商品に仕上がっていると思います。
加水率なども考慮されたノンフライ麺ですので、初めて実食するときは、熱湯で4分でしっかりと麺を戻したほうが良いと思います。
なお、その加水率による味の仕上がりの違いを楽しめる可能性がありますので、「一蘭」の公式特設サイトでまとめ買いをして、熱湯1分、2分、3分、5分と、様々なタイミングで実食するのも妙味があると思いました。