青の洞窟、千枚田、和倉温泉、そして、ひみ番屋街

能登半島巡り 街並み

目次

能登半島について

能登半島といえば、北陸地方の中央付近から日本海へ北に向けて突出した、日本海側海岸線で最も面積が大きい半島。
能登半島の大部分が石川県に属しますが、南東側の一部は、富山県の氷見市に属します。
石川県七尾市から金沢市に至る国道249号と、石川県七尾市から富山県高岡市に至る国道160号があり、能登半島の大部分を、ぐるりと一周することができます。
能登半島を観光をする場合、金沢駅周辺のホテルに宿泊し、そこを起点にレンタカーで半島巡りをすることが常套手段かもしれません。
一方で、富山駅または、新高岡駅で下車し、そこからレンタカーで富山県の氷見市周辺のホテルまたは旅館に移動し、宿泊後に能登半島巡りをする方法も良いと思います。

能登半島巡り

氷見市〜青の洞窟

国道160号
出発点は氷見市、国道160号を車で北上し、石川県七尾市の国道249号を目指します。
なお、他の県道を利用しても、国道249号に合流することができます。

国道249号(1)
国道249号、「青の洞窟」まで2時間程度、ひたすら北上していきます。

国道249号(2)
天気の変化が激しく、雨が止んで一安心も束の間、また、雨が強く降り始めました。

国道249号(3)
国道249号を北上していくと、右手方向に、日本海があり、この光景がひたすら続きます。
国道249号の走行途中、車で走ると音を奏でる道がありますので、眠気対策になります。

青の洞窟

聖域の岬の入口付近
「青の洞窟」がある「聖域の岬」に到着しました。
「青の洞窟」を観光する場合、「自然環境保護センター」で、チケットを購入します。

聖域の岬のチケット
なお、チケット購入の際、「GoToトラベル 地域限定クーポン」が利用できます。
大人1名の料金は、1500円(消費税込み、小学生以下は200円)です。

青の洞窟への入口と出口
「青の洞窟」の入口と出口は同じ場所です。
チケットをセンサーにかざすとゲートが開きます。

空中展望台
ゲートを通ると眼前に「空中展望台」があります。
展望台は階段で上れますが、足元が非常に滑りやすく、また、屋上は強風に注意です。

空中展望台付近
「空中展望台」の場所から、「ランプの宿」が見渡せます。

空中展望台の屋上
「空中展望台」の屋上から、撮影した日本海。
分厚い雲に覆われた天候ですが、晴天に恵まれることは非常に稀だそうです。

1本の細い木
なお、「空中展望台」から、「青の洞窟」へ向かう途中、強風に長年耐えてきたと思われる1本の細い木と遭遇しました。
聖域の岬
ここが、能登半島最北端「聖域の岬」、日本3大パワースポットです。
冬場、降雪の光景を、いつか自分の目で、眺望したいものです。

赤い鳥居
赤い鳥居を抜けて、先へと進みます。

絶景の散歩道
「青の洞窟」へと続く、絶景の散歩道を歩みます。
滑りやすくはないのですが、勾配が急なので、体力を消耗します。

地下散歩道の入口手前
「地下散歩道」の入口手前、岩辺に波打ちしている音、どことなく日本海独特の荒々しさを感じますが、不思議と心静まる音でもあります。

地下散歩道
「地下散歩道」、ここを抜けると「青の洞窟」です。
トンネルの先に青い光が見えますね。


青の洞窟(1)
「青の洞窟」内部、実際に写真撮影して、目を疑いました。
実際に目にした光景よりも、撮影した写真の方が、青いのです。

青の洞窟(2)
波打ち際で、撮影しても同様、肉眼で見るよりも青く撮影できる理由が人工的なものかどうか不明です。
ときに波打ちの音が強い時もあれば、静かなときもあり、その静かなときを見計らって、足元の石をひとつ手に取り、持ち帰りました。

青の洞窟(3)
岩間から太陽の光が入ってきても、コバルトブルーの光景は幻想的ですね。

青の洞窟(4)
洞窟内の天井も撮影してみました。
肉眼ではこのようにコバルトブルーの色ではないのですが、不思議ですね。

青の洞窟の石(1)
「自然環境保護センター」で「青の洞窟」で拾った石を入れる袋を購入しました。

青の洞窟の石(2)
袋から「青の洞窟」で拾った石を取り出してみました。
いわゆる「パワーストーン」だそうです。

青の洞窟〜千枚田

石川県輪島市へ
「聖域の岬」を出て、次は、国道249号を南西方向に走り、石川県輪島市に向かいます。

白米千枚田入口
「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」に到着しました。
「千枚田」の由来は、棚田の数が多く、千枚超えているからという説と、「狭い田(せまいた)」から転じたという2つの説があるそうです。

千枚田
「千枚田」の光景。
なお、田んぼの一部は著名人が所有しておりました。
田んぼ自体を購入することが可能なようです。

日本海の光景
この日本海の波の光景が、まさに「千枚田」と同様ですね。

日本海と千枚田
日本海と「千枚田」両方を撮影してみました。
自然が創造した波と人力により創造した、田んぼの波が自然とマッチングしており、しばらく呆然と眺めていました。

レストハウス
レストハウスがありますので、そこで軽食を取ることしました。
こちらに到着したのが、午後15時、実はそれまで何も口にしていません。
能登半島巡りをしますと、飲食店がかなり少ないので、探すのに苦労するかもしれません。

棚田米おにぎり
棚田米のコシヒカリを使用したおにぎり、岩のりのおにぎりを2個注文しました。
他に、天然塩むすび、きゃらぶき、イカのゴロ、お母さんの梅と全部で5種類のおにぎりがありました。
お米はあたたかく、ふっくらとしており、丁寧に握られたおむすびです。
千枚田♡コロッケ
こちらは、「千枚田♡コロッケ」。
文字通り、ハート型のコロッケで、おにぎりとの相性が抜群でした。
空腹だったこともあり、おにぎりとコロッケを最高の状態で味わうことができました。

和倉温泉、ひみ番屋街

和倉温泉(1)
「白米千枚田」から、県道を利用して、石川県七尾市にある「和倉温泉 総湯」に移動しました。
この付近は温泉街でもあります。

和倉温泉(2)
和倉温泉が開湯(かいとう)して1200年、歴史の長い温泉です。
「和倉温泉 総湯」は共同浴場です。
入浴したのが、2020年10月下旬で、そのときはサウナが利用できなかったのですが、2020年11月1日より、また利用できるようになったようです。

ひみ番屋街
石川県七尾市から富山県氷見市に戻り、「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」に移動。
ここで、夕食を食べて能登半島の旅を終えました。

廻鮮 氷見前寿し
食事の場所は、「ひみ番屋街」にある「廻鮮 氷見前寿し」
他にも飲食店がありますが、17時過ぎると、多くの店舗が閉店します。

まとめ

富山県氷見市から車で出発し、能登半島をほぼ一周しました。
ノンストップで法定速度に従って車で移動した場合、一周約5時間程度でした。
平日で、観光シーズンでなかったので、ほとんど道路が混在していなかったため、その時間で周れたと思います。
能登半島巡りをする場合、「まずどこに行くか」を明確にし、時間に余裕があれば、立ち寄るポイントを絞ったほうが良いと思います。
また、飲食店の数が少なく、営業時間が限られているため「食べる場所」も決めることも重要かもしれませんね。
金沢市、七尾市周辺は車の混雑が予想されるため、能登半島巡りをするスタート地点の選定も悩ましいところです。