目次
「富岩運河環水公園」について
富山駅北口からほど近い場所にある「富山県 富岩運河環水公園」 は、「とやま都市MIRAI計画」のシンボルゾーンとして、牛島町側の富岩運河の旧舟溜まりを整備した公園です。都市の「オアシス」のような存在で、景観的にも優れ、富山市の観光名所でもあります。
旧舟だまりを利用した水辺空間を中心に、両岸には遊歩道や芝生のスロープが配置されているため、ジョギングや散歩コースとしても利用されています。
夜はライトアップされ、天文橋を中心にイルミネーションを纏い、デートスポットとしても利用されています。
なお、「富岩運河環水公園」は「ふがんうんがかんすいこうえん」と読みます。
「富岩運河環水公園」の敷地内に、「スターバックスコーヒー 富山環水公園店」があります。
場所
富山駅の北口から牛島町の交差点に向かいます。その交差点を直進すると(路面電車は右折します)、奥田新町の交差点に向かうことになりますが、その交差点の手前ぐらいで「富岩運河環水公園」に向かう道がありますので、左折し、そのまま進むとその「富岩運河環水公園」が見えてきます。
地図はこちらです。
景色
昼
昼下がりの時間帯の「富岩運河環水公園」の入口付近の光景です。
富山県は、天候の変化が激しく、晴れていても唐突に曇り雲に覆われ、降雨に見舞われることが頻繁にあります。
眼前の橋が「天文橋」です。
橋の端には、2つの展望塔があり、釣り糸を使った「赤い糸」で繋がっております(全長58メートル)。
カップルがそれぞれ、2つの展望台に上り、この赤い糸電話で会話することも可能だそうです。
逆時計回りに「天文橋」に向かう途中、少し晴れ間が伺えたので、水辺と空を撮影してみました。
日差しが池の水に反射している光景を見ていると、安らいでいきます。
逆時計回りに「天文橋」に向かうと「スターバックスコーヒー 富山環水公園店」に到着します。
店舗のファサードのガラスに空が反射している様は、自然との融合と調和を実現していますね。
立ち寄って、コーヒーを飲みながら、景色を眺望することで、至福のひとときを過ごせるのではないでしょうか。
向かって右側(東側)の展望台に近づいてきました。
目を凝らすと、2つの展望台を繋ぐ糸らしきものの存在が、僅かですが確認できます。
向かって左側(西側)の展望台の3階(頂上)まで上り、さきほどのスタバ方面に向かって撮影しました。
桜の季節であれば、桜並木も鑑賞できます。
「世界一美しいスタバ」と評されたこともありますので、スタバファンは一度は来店したいのではないでしょうか。
環水公園の南西部に、「ミルゾー」が3体ほどいます。
3体の「ミルゾー」ですが、実は全く同じではなく、変化を楽しむように制作されているようです。
実際に「自分の目」で確かめましょう。
夜
夜の「富岩運河環水公園」。
ライトアップされているので、日中に来園したときと、明らかに様子が違います。
入口付近には、ライトアップされた噴水が待っています。
「天文橋」もライトアップされていますね。
イルミネーションをまとった「天文橋」、2つの展望台が「赤い糸」で繋がっている事実をこのとき初めて知りました。
「天文橋」付近に小さな橋があるのですが、そちらもライトアップされていて、思わず立ち止まって、呆然と眺望してしまいます。
ライトアップされた「天文橋」、間近で見ても綺麗ですね。
西側の展望台付近には噴水広場があり、そちらもライトアップされています。
その日の昼間は、この広場で、北陸地方を中心に活動されている「灯台motor crisis」がミニライブをされていました。
もう一度、天文橋の光景。
「赤い糸」が鮮明で、水面にも天文橋が映し出されており、幻想的な光景です。
イベント等も開催されている「富岩運河環水公園」は毎日でも来園したいですね。
雪
積雪後の、スタバの光景。
除雪の後を見ますと、かなり深く雪が積もっています。
2021年1月11日の時点、富山県内は10日も雪が続き、富山市中心部では積雪の深さが最大128センチを記録しました。
撮影をしたのは、その2021年1月下旬、それまでは、富山市内では移動することすら、ままならない状態でした。
実はここまで積雪された光景は、ここ最近では珍しい事象なのです。
「天文橋」は除雪されていますが、滑りやすいので、注意しながら歩かないと転んでしまいます。
怪我をしないように、慎重に撮影しました。
「天文橋」からスタバ方面(富山市内)に向けて撮影。
どんよりと分厚い雲に、分厚い雪、風情のある光景です。
除雪されている箇所がだいぶ増えて歩きやすくなっていましたので、作業をしていただいた方に感謝です。
スタバには多くの来客がありました。
きっと、この積雪の光景を目に収めたい方が沢山いらっしゃったでしょうね。
水辺に対して、スタバの正面方向には、人影はほとんどありませんでした。
大雪となりますと経済に甚大な悪影響を被るだけではなく、怪我をされてしまう方も多々出てしまうのは辛辣であることは否定できませんが、このような光景を眼前にして、心の中で安堵してしまう自分がいるのも事実です。
桜
2021年3月末、富岩運河環水公園に桜の季節が到来しました。
例年、近隣付近に住まれている多くの地元の方が花見をされます。
「桜を愛でる」とはこのような光景を示唆するのではないでしょうか。
環水公園のスタバが世界一美しいスタバと評されても、不思議ではないですね。
スタバの裏側にある駐車場付近の桜の木々。
実は桜を綺麗に撮影できるスポットなのですが、ほとんど人が集まっていないので、ある意味、花見をする「穴場」なのかもしれません。
ただ、呆然と眺望するだけでも、心が洗練されていくような気分になります。
まとめ
「とやま都市MIRAI計画」のシンボルゾーンとして、牛島町側の富岩運河の旧舟溜まりを整備した公園が「富岩運河環水公園」です。「富山県美術館」の近くで、かつ富山駅から非常にアクセスしやすい場所にありますので、富山市の観光スポットとして、間違いなくオススメできる公園です。
「天文橋」の2つの展望台を結ぶ「赤い糸」、スタバ付近の「夜桜」など夜のライトアップされている時間帯に来園しないと、気づかない光景があります。
一方で、3体の「ミルゾー」の違いは昼間の明るい時間帯でないと識別しづらいと思います。
昼と夜の両方で楽しめますし、公園なので、つい、のんびりと過ごしてしまいがちですが、細かい点を観察するという楽しみ方もあります。
機会があれば、桜の季節に来援して、「本物の夜桜」も鑑賞したいですね。