目次
リニア・鉄道館について
「リニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜」は、JR東海(東海旅客鉄道)により、2011年3月14日に愛知県名古屋市港区金城ふ頭に開館されました。そこでは、展示により、在来線から超電導リニアまで、東海道新幹線を中心に高速鉄道技術の進歩が紹介されています。
また、模型やシミュレータ等の体験の場もあり、「鉄道」について様々な切り口で学ぶことができます。
開館時間は10:00~17:30(最終入館は17:00)で、火曜日(祝日の場合は、翌日の水曜日)と年末年始(12月28日~1月1日)が休館日です。
場所

名古屋駅に到着しましたら(ここは名古屋駅の新幹線のプラットフォーム)、「あおなみ線」の乗り換えます。
なお、JR東海構内のトイレはかなり混雑していますので、トイレの空き待ちの行列をよく見かけます。

あおなみ線の名古屋駅から「金城ふ頭」に向かいます。
あおなみ線の名古屋駅構内のトイレは個室がたくさんあり、ますので、比較的トイレが空いていることが多いので、行列は作りません。

あおなみ線に乗っていると、どことなく東京臨海新交通臨海線の「ゆりかもめ」を思い出します。

「金城ふ頭」までは、あおなみ線で名古屋駅から24分程度です。

金城ふ頭駅のホームから「リニア・鉄道館」を見渡せます。

「リニア・鉄道館」の反対方向には、「LEGOLAND JAPAN」が見えます。

金城ふ頭駅の改札を出て、左手方向に進み、駅構内を出てすぐの場所に「リニア鉄道館」があります。

金城ふ頭駅の改札を出て右手方向に進み、案内標識に従って5〜10分程度、進んでいくと「LEGORAND HOTEL」があります。

この正面の道を抜けると、レゴランドがあります。

こちらが、「LEGOLAND JAPAN」の入口です。
警備をされているスタッフさんに確認したところ、ほとんどの来場者が先程のホテルの宿泊者のようです。

寄り道をしてしまいました。
金城ふ頭駅に戻り、リニア・鉄道館に向かいます。

こちらがリニア・鉄道館の入口です。
来場した時は天気が良かったので、付近の芝生で寝転がって少し過ごしたいと思いました。
なお、「リニア・鉄道館」の地図はこちらです。
館内

券売機でチケットを購入します。
入館料は、3歳以上未就学児は200円(3歳未満は無料)、小中高生は500円、大人(大学生以上)は1000円です(2019年5月時点)。

館内に入って左手方向に入館受付がありますので、チケットを渡します。

入館受付を終え、エントラスホールを抜けた先には3車両が待っています。

左から、蒸気機関車(C62形式)・新幹線試験電車(955型、300X)、超電導リニア(MLX01-1)が並んでいます。

それぞれの最高時速は蒸気機関車は129km、新幹線試験電車は443km、超電導リニアは581kmです。
いずれも「パーマン」の時速119kmの飛ぶ速度を超えています。

超電導リニアは車両の中に入れます。

こちらの超電導リニア内のシートは着席できませんが、超電導リニア展示室で体験できます。

蒸気機関車・新幹線試験電車、超電導リニアの車両展示の先には、イベント広場で、多くの車両があります。

鉄道ジオラマが展示されている場所があります。
こういったジオラマを置けるような広い部屋を持ちたいですね。

新幹線シミュレータや在来線シミュレータがあります。
その日は小学生の団体組が来館していたので、ほとんど子供たちに占領されていました。

超電導リニア展示室では、実際にシートに座って、疑似体験することができます。
時速500kmでも振動がほとんどないことと、対抗の超電導リニアが走ってすれ違ってもほとんど何も揺れない、といったことが体験できます。

イベント広場の奥には懐かしい車両が並んでいます。
大学生時代に通学で利用していた車両もありました。

屋外展示エリアは来館した時は一時閉鎖されていました。
一旦外に出て、その場所に回り込むことで、屋外展示を見物することができます。

2階からイベント広場を見渡すことができます。

2階にカフェスペースがありますが、そこに国鉄バス1号が展示されています。

蒸気機関車・新幹線試験電車、超電導リニアを2階から眺望することができます。

歴史展示室には駅のプラットフォームにあった懐かしい案内掲示の看板があります。

模型等で体験的に学習できる場所もあります。

キッズコーナーも充実していますが、その日はほとんど誰も利用していませんでした。

キッズコーナーにはプラレールもあります。
子供たちがたくさんいましたが、ほとんど誰もいない合間を見て撮影してみました。

一通り見物できましたので、退館しました。
入場券を捨てずに所有していれば、当日の17時までは再入館できます。

ミュージアムショップもあり、ここでプラレール等を購入する方々が目立ちました。
まとめ
名古屋市内の金城ふ頭にあるリニア・鉄道館です。あおなみ線で名古屋駅から24分で行けるので、交通の利便性は高いと思います。
ただし、あおなみ線は本数が少ないので、タイミングによっては電車の到着するまで呆然と待つことになりまし、時間帯によっては混雑します。
こちらで懐かしい車両から超電導リニアといった未来型の車両まで、たくさんの車両を見物できますし、鉄道の歴史も学ぶことができます。
何より、体験ルームが充実していますので、鉄道ファンはもちろん、多くの方々が楽しめる場所だと思います。