目次
金沢城について
2001年に菱櫓(ひしやぐら)・橋爪門(はしづめもん)・橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)・五十間長屋(ごじっけんながや)が復元完了し、「金沢城公園」と改称されました。(1996年から)それまでは、「金沢城址公園」と呼ばれていました。
なお、金沢城には、本丸・二の丸・三の丸がありましたが、現在は広場です。
金沢城公園は、「兼六園」に面しており、面積は「兼六園」の約2倍はあります。
観光で「兼六園」と「金沢城公園」の両方を一通り観光するとなりますと、かなり歩くことになります。
特に「金沢城公園」は坂道が多いため、かなり体力を消耗しますので、休憩できる場所が各所にありますので、それらを利用したほうがいいと思いいます。
妙立寺の井戸に、こちらの「金沢城」に抜ける穴があると言われています。
しかし、そのためには、犀川(さいがわ)を通過する必要があり、当時の技術では困難とされていたので、実際のところ金沢城まで到達しているかどうか、定かではないそうです。
金沢城公園は「兼六園」に面しております。
菱櫓・橋爪門・橋爪門続櫓・五十間長屋の中に入り、兼六園にも入園する場合、セットでチケットを購入したほうがお得です。
広坂の交差点に向かうと「金沢21世紀美術館」があります。
場所
JR金沢駅の東口(兼六園口)を出ますと、正面(鼓門の付近)にバスロータリーがありますので、周遊バス(右回り、左回り)かシャトルバスで30〜50分程度で「金沢城公園」に行けます。「兼六園」と同様に入口が複数ありますが、石川門口付近に停車するバスは「兼六園」へアクセスしやすいです。
地図はこちらです。
見取り図(案内図)
金沢城公園の北側の見取り図です。
東側に「兼六園」があります。
東側に「兼六園」があります。
「金沢21世紀美術館」寄りの金沢城公園の見取り図です。
金沢城公園を歩く
石川橋から金沢城公園に向かっています。
すぐ背面は「兼六園」の「桂坂口(かつらざかぐち)」ですが、このまま進み重要文化財の石川門を抜けます。
石川門を通り抜けると右手方向に「入口休憩所」があります。
石川門を通り抜けて、少し進むと左手方向に「三の丸広場」があります。
「三の丸広場」から反時計回りに金沢城公園を巡回していきます。
「三の丸広場」からほど近い場所に「鶴の丸休憩所」があります。
ここが園内で一番トイレが綺麗だと思います。
「鶴の丸休憩所」とほぼ隣接して重要文化財の「鶴丸倉庫」があります。
「丑寅櫓跡(うしとらやぐらあと)」を進んでいきますと左手方向に「兼六園」の茶屋街を見渡すことができます。
「辰巳櫓跡(たつみやぐらあと)」を進んでいきいます。
天気が曇り始めましたが、「鯉喉櫓台(りこうやぐらだい)」から「兼六園」の「瓢池(ひさごいけ)」の向こう側を眺望できます。
「三十間長屋(さんじっけんながや)」に向かって歩いていきます。
池に浮かぶ赤い実は「ウメモドキ」だと思いますが、見ていると時間が経つのを忘れ、穏やかになっていきます。
重要文化財の「三十間長屋」です。
「三十間長屋コース」を進んでいきます。
「金沢城・兼六園管理事務所」付近です。
ここを超えると「新丸広場」です。
「新丸広場」に入りました。
右手方向に「菱櫓」が見えます。
「新丸広場」ですが、雨で芝生の状態はかなり悪かったのですが、歩いてみました。
概ね金沢城公園を一周しました。
「河北門」を通り「橋詰橋」に向かいます。
「橋詰橋」を渡り、さらに「橋爪門」を通ります
菱櫓・橋爪門・橋爪門続櫓・五十間長屋
菱櫓・橋爪門・橋爪門続櫓・五十間長屋に入るにはチケットが必要なので、「二の丸案内所」でチケットを購入しておく必要があります。
ここは「二の丸」ですが、この先に菱櫓・橋爪門・橋爪門続櫓・五十間長屋への入口があります。
昔の金沢城の模型です。
本丸・二の丸・三の丸があります。
案内通りに進んでいくと「菱櫓・五十間長屋内部と模型」が展示されています。
「五十間長屋」を進んでいきます。
3階建てですが、1F-2Fは車イス優先のエレベータが用意されています。
菱櫓や橋爪門続櫓は3階がありますので、このような急階段を登ると中の様子が伺えます。
こちらは橋爪門続櫓の中で撮影しました。
玉泉院丸庭園
「玉泉院丸庭園」です。
まずは下へ下へと階段を降りていきます。
まるで「兼六園」のような光景が眼前に広がっていきます。
岩清水が滴り流れ落ちている光景を呆然と眺めていました。
玉泉院丸庭園でいくつ渡れる橋があります。
玉泉庵付近です。
玉泉院丸庭園について石碑がありました。
小舟がありました。
この庭園を小舟でのんびり遊園したいですね。
まとめ
金沢城公園をくまなく観光される場合、できるだけ手荷物は持たないほうがいいと思います。かなり歩きますし、「菱櫓・橋爪門・橋爪門続櫓・五十間長屋」の中に入るときも身軽にしておかないと菱櫓や橋爪門続櫓の3階に行くための急階段を登るのがかなりきついです。
本丸・二の丸・三の丸はすべて広場になっていますので、「城」としての建築物を楽しむというより、園内の自然を楽しむという目的で十分に楽しめると思います。