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浜松城について
浜松城は別名「曳馬城(ひきまじょう)」とも呼ばれておりますが、さらにもう一つ別名があります。その別名は「出世城」です。
この城主の歴代の多くが、江戸幕府の重役に出世したことからそのように呼ばれたそうです。
浜松城の天守が1958年(昭和33年)に再建されており、浜松城公園内にあります。
浜松城公園は、観光客だけではなく、広場で遊ぶ方々やウォーキングを楽しむ地元の方々で賑わっています。
なお、1950年9月10日~10月20日まで「浜松こども博覧会」が浜松城公園で開催されましたが、閉会後の跡地に「浜松市動物園」が、1950年11月1日に開園(1985年4月2日に現在の場所に移転し、開園)されました。「はままつフラワーパーク」と隣接しており、両方を行き来できるチケットも販売されています。
場所
浜松駅からバスがありますし、徒歩圏内でもあります。ただし、徒歩の場合、浜松城公園を探索するとなりますと、結構歩きますので、体力温存のため、バスを使う方がいいかもしれません。
天守閣から最も近いバス停は、「市役所南」、公園で楽しむのであれば「浜松城公園入口」が近いですが、異なる路線のバスを利用する必要があります。
なお、「市役所南」を経路するバスは「美術館」でも停車しますので、そこで下車するのもありだと思います。
地図はこちらです。
浜松城公園を歩く
浜松市役所の南側にある道を進むと天守閣が見えてきて、城に入ると家康くんと直虎ちゃんが歓迎してくれます。
浜松城公園全体の案内図が城の入り口以外にも配置されています。
まずは、天守閣を目指していきます。
さきほどの坂を登ったところに、徳川家康(若き日)の銅像があります。
徳川家康の銅像付近から天守閣まであともう少しです。
道なりに天守閣まで進んでいきます。
天守閣への入場料金は200円(2018年時点)です。
昭和33年(1958年)に鉄筋コンクリート製の復興天守が再建されたので、2018年で60周年を迎えました。
その記念のポストカードももらえました。
天守閣に入ります。
1Fはゆかりの品である鎧がありました。
記念スタンプもあります。
また、1Fに自動販売機もありますので、ここで缶コーヒーを飲みながら休憩もできます。
2Fにも鎧が飾られています。
刀も飾られていたりと、当時のゆかりの品々や資料が展示されています。
3Fが最上階で、周辺を見渡せます。
肉眼では富士山がこの方向に見えたのですが、写真には映りませんでした。
桜の季節ですと、ここから花見が楽しめるそうです。
先に進むと赤い鳥居が連なっています。
いったん、回り込んで、さきほどの鳥居を間近で見てみました。
とても艶やかな赤色ですね。
この鳥居付近が一番天守閣が見やすいかもしれません。
さて、天守を出て浜松城公園を散歩したいと思います。
さきほどの井戸の脇道を進むと右手方向にトイレがあります。
景観に合わせていますね。
進むと左手方向に日本庭園が見えてきます。
日本庭園を背中に向けて真っ直ぐ進むとほぼ天守を1周できます。
浜松城公園と記載された石碑があります。
せっかくなので美術館付近まで戻り、「作左(さくざ)の森」方面を探索し、展望広場に行きたいと思います。
ひたすら森が続きます。
天気も良かったので、散歩している方が多かったです。
展望広場に到着です。
天守閣が遠くに見えます。
次はせせらぎ池に向かいます。
せせらぎ池に到着しました。
中央芝生公園を通って帰路につきます。
中央芝生公園に建物があったので、確認するとスターバックスがありました。
ここでも散歩の休憩ができますね。
まとめ
ウォーキングと観光目的で浜松城公園を訪れましたが、高低差が多い点と石畳の上を歩いたりするので、距離は短いですが、それなりにいい運動になると思います。桜の季節ですとかなり混み合うそうですが、あたり一面に桜が咲くのでぜひそういった季節にも訪れたいですね。
なお、観光した時がちょうど、近くにある航空自衛隊の浜松基地でエア・フェスタ浜松が開催されていたので、飛行機の飛行音が響いていました。