2021年、マクドナルドの月見ファミリー

マクドナルドの月見ファミリー 料理

目次

「月見バーガー」について

「マック」と「マクド」と大きく2つの相性があるマクドナルド、毎年9月上旬に「月見バーガー」が期間限定メニューで登場するのは日本人の多くにとって周知の事実ではないでしょうか。
といのも、そのマクドナルドの秋の風物詩である「月見バーガー」は2021年で30周年を迎えるロングセラーメニューだからではないでしょうか。
「月見バーガー」が30周年を迎えたこともあり、今回は「濃厚とろ~り月見」、和三盆(わさんぼん)きなこ味 「月見 マックシェイク」に加え、新サイドメニュー「シャカシャカポテト 柚子七味マヨ」が新たに登場しました。
2020年に大好評だった月見スイーツ「月見パイ」、「月見 マックフルーリー」を登場し、「月見バーガー」「チーズ月見」、そしてモーニング限定の「月見マフィン」の合計8種類の「月見ファミリー」が2021年9月8日から10月下旬の期間限定でマクドナルドで登場します。

月見ファミリー

月見バーガー、チーズ月見、濃厚とろ~り月見

月見バーガー、チーズ月見、濃厚とろ~り月見
「月見バーガー」「チーズ月見」、そして2021年に新たに追加された「濃厚とろ~り月見」です。

月見バーガー
「月見ファミリー」で最年長の「月見バーガー」。
目玉焼きとパティの組み合わせに、ベーコンの塩気でもいい味を出しており、日本の秋の定番料理のひとつ、といっても過言ではないのかもしれません。
バンズにはゴマを添えられています。

チーズ月見
「チーズ月見」、「月見バーガー」と同じバンズが使われています。
チーズのとろけた感じが堪能できますが、今回はさらに上をいく「濃厚とろ~り月見」が登場したため、チーズが控え目なメニューになってしまったかもしれません。
濃厚とろ~り月見
2021年に新たに「月見ファミリー」に加わった「濃厚とろ~り月見」、とろけたチーズの濃厚な味が楽しめます。
「チーズ月見」や「月見バーガー」と違って、柔らかいふわふわのバンズが使われています。
またソースはオーロラソース(マヨネーズとケッチャプを混ぜたソース)が使われているため、そのソースの酸味の恩恵があって、しつこい味を緩和されていましたので、食べやすく感じました。

月見パイ

月見パイ(パッケージ)
2020年に大好評だった月見スイーツ「月見パイ」は2021年も登場。

月見パイ(断面)
パイの中身は餡子とお餅、和菓子のような組み合わせです。
サクサクとしたパイ生地にお持ちのモチモチ感、二つの食感のコントラストを楽しめます。

月見 マックシェイク

月見 マックシェイク(全体)
2021年に「月見ファミリー」に加わった「月見 マックシェイク」、「和三盆きなこ味」です。

月見 マックシェイク(中身)
見た目はほんのり黄色味がある程度で、バニラシェイクとほぼ変わりません。
味はきなこ感が弱め、和三盆(四国東部で伝統的に生産されている砂糖の一種)がバニラの甘味と競合してしまっているように感じましたが、この点については、個々人の好みですね。

月見マフィン

月見マフィン(セット)
朝マック(5:00〜10:30)、「月見マフィン」のセットです。
月見マフィン(詳細)
マフィンの中はパティ、目玉焼き、ベーコン。
「月見バーガー」のバンズがマフィンに置き換わったモーニング限定メニューです。

その他

マックフルーリーとシャカシャカポテト
月見スイーツ「月見パイ」と同様、2020年に大好評だった「月見 マックフルーリー」と2021年に登場した新サイドメニュー「シャカシャカポテト 柚子七味マヨ」。

月見 マックフルーリー
わらび餅の瑞々しさ、と柔らかい触感、黒みつソースが添えられたソフトクリームは和菓子のようです。
さらにコーンクラッシュは、きなこ風味の味わいが楽しめますので、さらに「和」を感じるスイーツです。

柚子七味マヨ
「シャカシャカポテト」のシーズニングは「柚子七味マヨ」、「辛みが苦手な方はご注意ください」といった記載がメニューにありました。

シャカシャカポテト
付属の袋にポテトを投入し、「柚子七味マヨ」を投入し、袋を閉めて、「シャカシャカ」と振ります。
そうすると、このように「柚子七味マヨ」をフライドポテトにまんべんなく絡まります。
柚子の香りとほどよい辛さ、一度食べ始めると止まらない味です。
お酒のおつまみにもピッタリですのので、その場合、テイクアウト(お持ち帰り)で注文ですね。

まとめ

毎年9月上旬から期間限定メニューで登場する「月見バーガー」も今では、8種類ある「月見ファミリー」の一員。
30周年を迎える「月見バーガー」とそのファミリーの「月見ファミリー」は、旧暦8月15日の日本の伝統行事「中秋の名月」の時期に食べる定番料理のひとつになりつつあるのではないでしょうか。
東京都心では、2021年9月前半(1日~15日)の日照時間の合計は29.4時間で、30時間未満となったのは、20年ぶりとなりましたので、旧暦8月15日に当たる9月21日の天気が気になるところですが、その日は日本国内の大半の地域で晴天に恵まれ「中秋の名月」を愛でることができそうです。
「中秋の名月」が必ずしも満月とは限りませんが、2021年については満月と重なりましたので、月見が待ち遠しですね。
なお、2021年10月18日はあいにく満月ではありませんが、十三夜です。
「月見ファミリー」は10月下旬までの販売予定ですので、十三夜までは販売されている可能性が高いと思います。
マクドナルドの月見バーガーのテレビCMのように、ときには、誰かと同じ時間に同じ月を眺めるゆとりも持ちたいものですね。