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「コンビニ限定の赤いきつね」について
東洋水産株式会社より「マルちゃん」ブランドの代表商品である「マルちゃん 赤いきつね」、1978年(昭和53年)8月に登場しましたので、2020年では既に40年以上の歴史のある商品なのです。「マルちゃん 緑のたぬき」と同様、スーパーだけでなく、ほぼ全てのコンビニエンスストアでインスタント食品のコーナーで陳列されている光景が見られます。
「赤いきつね」といえば、東日本向けと西日本向けで、「つゆの出汁(だし)」が違うという点は、テレビのクイズ番組などで、これまで何度も紹介されてきました。
実際は、北海道、東日本向(東北地方・関東地方・甲信越地方・東海地方)、近畿地方、西日本(北陸地方・中国地方・四国地方・九州地方)と4種類あるそうですね。
さらに、コンビニ限定の「赤いきつね」は、「お揚げ」が2枚も入っているという事実に気づき、検証してみました。
同じく「マルちゃん」ブランドの「緑のたぬき」もコンビニ限定の特典があります。
検証
スーパーで購入した「赤いきつね」は、「当たり」がでると、「QUOカード500円分」が入っているときがあるそうです。
今まで、当たったことがありません。
コンビニ限定の「赤いきつね」は「ふっくらお揚げ2枚入り」と明記されています。
スーパーで購入した「赤いきつね」のカロリーですが、めん・かやくが399kcalで、スープが33kcalです(合計は432kcal)。
コンビニ限定の「赤いきつね」のカロリーは、めん・かやくが403kcalで、スープが36kcalです(合計は439kcal)。
めん・かやくのカロリーがスーパーで購入した商品よりも4kcalほど高いので、その差分は「お揚げが2枚」であるのが理由だと思われますが、あまり差分がないのが意外でした。
スープのカロリーが3kcalほど高いのは、揚げが1枚多いから、多めにしているのかもしれませんね。
スーパーで購入した「赤いきつね」の調理方法です。
一方、こちらは、コンビニ限定の「赤いきつね」の調理方法ですが、記載されている内容はスーパーで購入した「赤いきつね」と同一ですが、記載欄が幅広く、「紫色の文字」の箇所が「黒字」になっている点が違いますね。
中に入っているスープのもとになる、粉末スープと七味唐辛子ですが(写真左がスーパー、右がコンビニで購入した「赤いきつね」)、スーパーで購入した方は、「赤いきつね」という文字の周囲の色が赤くなっています。
カロリーは違うので、コンビニ限定の粉末スープのほうが量が多いのでしょうか。
お揚げは、写真の右のコンビニ限定の「赤いきつね」は2枚入っています。
スーパーで購入した方は、1枚ですね。
まずは、お揚げの高さを比較しますとほとんど同じですね。
厚さも、ほぼ同じでした。
お揚げの長さですが、スーパーで購入したほうが長いという点には少し驚きました。
確かにコンビニ限定のお揚げを2枚並べると、コンビニ限定のほうが長さはありますが、わずかな差ではないでしょうか。
熱湯5分後のスーパーで購入した「赤いきつね」です。
巨大なお揚げが、ほぼ容器を占領しています。
熱湯5分後のコンビニ限定の「赤いきつね」ですが、2枚ありますので、うどんが見えにくくなっています。
スーパーで購入した「赤いきつね」のお揚げはお箸で持ち上げると、ずっしりと重さを感じます。
少しずつ歯でちぎって食べていきました。
コンビニ限定の「赤いきつね」のお揚げは、スーパーで購入したものよりもサイズが小さい分、食べやすいという利点がありますね。
2枚入っているので、なんとなくお得感があります。
まとめ
40年以上のロングセラー「赤いきつね」ですが、地方によって、「つゆの出汁」が違うだけではなく、コンビニ限定の場合、揚げが2枚入っているという特典があります。スーパーで購入したほうが、値段は安いかもしれませんが、コンビニエンスストアで購入するとこういった特典があるので、どちらで購入するか悩ましいですね。
しかしながら、1枚の揚げでも、大きいサイズですので、どちらが費用対効果があるかどうかは、勘案する価値があると思います。
「個々人の好み」という係数に大きく依存する点でもありますので、「どちらがいいか」は一概に回答できないですね。