同時に「かぼちゃと冬野菜スープカレー」も発売され、寒い季節に冷えた体をぽかぽかと温めてくれます。
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「ローストチキンスープカレー」について
CoCo壱番屋の冬の定番メニュー「ローストチキンスープカレー」が、2025年11月1日より販売開始されました。やわらかくジューシーで香ばしいチキンを主役に、なす、オクラ、にんじん、じゃがいも、キャベツ、ナス、れんこんといった脇役がスープカレーを彩ります。
2026年1月以降、なくなり次第終了となる期間限定メニューです。
ローストチキンスープカレー
「ローストチキンスープカレー」をライス150g、ソーセージ2本をトッピングして注文しました。
ソーセージはスープの中ではなくライスの上に添えられており、その光景がどこか愉快に感じられて、思わず口角が上がりました。
スープの器からは、スパイシーなカレーの芳ばしさに混じって、冬の台所を思わせるあたたかく包み込むようなローストの薫りが立ちのぼります。
そこに、朝の食卓を彷彿とさせるスモーキーなソーセージが加わり、香りと薫りのダブル主演が奏でるシンフォニーを楽しめます。
絶妙なスパイスの調合によるスープカレーをまとったキャベツ、じゃがいも、にんじん、オクラ、ナス、ローストチキン、そしてソーセージが、ご飯のおいしさをいっそう際立たせていました。
普段よりも米の粒立ちがしっかりとしており、咀嚼とともに一粒一粒が舌の上で踊るような刺激を与え、そのあとに続く旨みと甘みをより一層引き立てていました。
最初に口にしたときは、薄味で単調な味わいだと感じたカレースープですが、毎年味わうたびに、その奥深く繊細な味わいに気づき、いつの間にか虜になっていきます。
すっと鼻を抜ける清涼感のあるバジルの香りが、香味野菜の旨みをふわりと包み込み、スパイスがそのおいしさに深みと豊かさを添える——冬だけにしか体験できない精妙な味わいだからこそ、いっそう愛しさが募ります。
まとめ
リモートワークが続いているせいか、大宮駅のような巨大ターミナル駅周辺で外食をすると、食事がより一層おいしく感じられます。ただし、外の雑多な喧噪が意識から外れ、特に平日は通勤電車の混雑という事実をすっかり放念してしまいます。
スープカレーといえど、食後はスパイスの香りが口からふわりと溢れ、さらにスモーキーなソーセージやローストチキンの香りが加わった状態で満員電車に乗るのは、さすがに抵抗を感じます。
その香りを和らげてくれるマスクが、カバンの中にあることを祈りながら探してみる。
なければ購入する──そうして、また余分な出費がかさんでしまうのでした。






