快晴の日には絶景を堪能でき、どんよりとした曇り空の日でも、爽快な船旅を楽しめます。
目次
「松島島巡り観光船」について
松島では、大型船(仁王丸)、貸切船、期間限定のトワイライトクルーズで、日本三景の一つ・松島の島々を巡ることができます。貸切船なら、所要時間に合わせてコースを選べるため、自分だけの特別な風景を心に焼き付けることができます。
夕暮れ時のクルーズでは、海面が金色に染まり、幻想的なひとときを楽しめます
松島島巡り観光船
入場料・搭乗について
料金所は船着き場にありますが、松島海岸駅近くなど、町内の数カ所にも販売所があります。
仁王丸コースは大人1人1500円(2025年10月時点、割引サービスあり)で、支払いは現金のみです。
こちらはナイトクルーズから帰還した後の大型船「仁王丸」。
日が沈み、船内の照明と周囲の暗さのコントラストによって、いつもとは異なる幻想的な姿を見せています。
仁王丸コースは約50分ですが、トワイライトクルーズは約60分と、よりゆったりと観光を楽しむことができます。br>
船内
こちらは2階客席の様子です。大人1人600円の追加料金が必要ですが、開放的な展望デッキから、より遠くまでの眺めを楽しめます。
立ち席の船尾に展望デッキが用意されています。
開放感あふれる空間で、風をそのまま感じながら、窓ガラス越しではなく直接絶景を楽しめます。
カモメやアホウドリが遊びに来ることもありますが、餌付けをすると仲間を連れて増えてしまうため、餌やりは禁止です(スタッフによると、餌やりが可能な時期もあるかもしれません)。
松島島巡り
ナイトクルーズの出発間際、雲の塊が連なり、まるで龍の姿が空に現れたかのような龍雲の現象が見られたので、スマホでその光景をパシャリと撮影しました。
ナイトクルーズの出発間際に、戻ってきた定期船「仁王丸」と出会うことができました。
松島を訪れたのがちょうどナイトクルーズ運行中だったため、両方のクルーズを楽しむことができました。
巡る島はどちらも同じですが、ナイトクルーズの方がより長い距離を運行します。
仁王像が葉巻をくわえて座っているように見えることから、「仁王島」と名付けられたそうです。
後部の立ち席から、船尾の先の光景を撮影しました。
船の通り道に描かれる波紋がわずかな水蒸気を生み、マイナスイオンが後部デッキを包むため、海の荒々しさと優しさを同時に味わえます。
まとめ
無機質な船の上で、有機質な海と空にさらされるような場所にいると、広所恐怖症の私としては、正直なところ、このようなクルージングは苦手です。そのような場所にいると、自分の意識が広大な空間に拡散されるような錯覚に陥ります。
にもかかわらず、観光への興味がそれを上回り、ナイトクルーズと定期船クルージングの両方を体験しました。
一度クルージングをすると飽きるかもしれませんが、広所恐怖症もあってか、何度乗船しても新鮮な感覚を味わえるのは、ある意味メリットかもしれません。






