世界の楽器博物館

団体割引もありますが、大人一人の料金は800円（2018年11月時点）で、団体割引もあります。
高校生は1人400円で、中学生以下は無料で入館できます。
また、70歳以上、障害手帳所持者(介助者が要な場合は、介助者１名を含む)も無料です。

チケット入手後、ピカピカの白い大理石の床を歩いて自動ドアの先に楽器が展示されています。

入り口付近に第一展示室があり、アジアの楽器が陳列されています。
このエリアだけで展示されている楽器の数は420もあります。

韓国の伽耶琴、青銅ガムランや竹ガムランなどが展示されています。
初めて見聞きする楽器ばかりです。

この太鼓のような楽器はヨンゴというアジアの楽器ですが、国名まではわかりませんでした。

こちらの神輿のような形の楽器は、ジャワ打楽器「ガムラン」です。

「タール」、「ドタール」、「セタール」などの楽器が陳列されています。

楽器の一部には、その楽器を使った音楽をヘッドホンで試聴することができます。

「ルバーブ」や「ウード」、「ケーン」などの楽器が展示されています。

こちらの龍の形のようなものも楽器で、サイン・ワインというミャンマーの楽器です。

日本の楽器も200点ほどあります。
大鼓、小鼓や八雲琴、雅楽器などが展示されています。

こういった琴や三味線などの楽器を使った音楽も試聴できます。

数多くの種類の大鼓、小鼓あります。

これらの展示物は触れることができません。
体験ルームで一部の楽器を利用することができます。

1Fには第四展示室があり、電子楽器や国産洋楽器があります。

トライデントや試作1号の電子ピアノがあります。

シンセサイザーやシステム700など、試聴だけではなく、詳細な資料も用意されています。

エレクトーンE-3といって昭和43年に製造されたエレクトーンです。
楽器の街、浜松で製造されました。

第四展示室の先には体験ルームがあります。
ここで、ピアノ、ギター、電子ドラム、足踏み式のリードオルガン、馬頭琴、コンガやボンゴなどを体験できます。

こちらは、「クーロン・エー」というタイの楽器です。
建物の入り口付近にも同じ楽器がありました。

地下1階にも楽器は展示されています。
階段だけではなく、エレベーターでも行けます。

階段から降りた場所に天空ホールがあります。
ときどき演奏会が開催されています。

地下1階の第二展示室には、オセアニア、アフリカ、ヨーロッパの楽器が展示されています。

「モセーニョ」、「トーヨ」、「アンターラ」、「チュンチュ笛」などです。

アジアの音楽がどことなく懐かしさを感じますが、こういった楽器を使った音楽はどことなく馴染みがあります。

「ンゴマ」という名前の楽器があり、「ン」と撥音（はつおん、はねるおん）から始まる楽器は読みにくいですね。

様々な種類の木製ハーブですが、人魚がでてきてもおかしくないですね。

「サックバット」、「ヴォルグトロンボーン」、「ピュサン」、「バス・チューバ」などです。

ドゥアール・マネの「笛を吹く少年」の絵が展示されています。
ほとんどがフルートですが、ピッコロもあります。

こちらはマヤの楽器で、リコーダーやオカリナの仲間やトゥンという太鼓のようなものもあります。

第三展示室は鍵盤楽器です。
こちらは、ジラフ・ピアノとキャビネット・ピアノです。

今でも使えそうなピアノですね。

ピアノの誕生についての資料です。
1700年代というかなり昔にイタリアの方が考案されたのですね。

「クリストフォリ・ピアノ」を復元したものです。
「クリストフォリ」とはピアノを考案された方で、現存するクリストフォリのピアノでこちらが最も古いそうです。

こちらは「チェンバロ」です。

一番左のピアノの名前はメモを紛失したため、不明ですが、他の2台は左から「タンジェント・ピアノ」、「アップライトピアノ」です。