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名古屋城について
名古屋城は、大阪城、熊本城と共に日本三名城のひとつです。さらに日本100名城に選定されていて、日本の特別史跡にも指定されており、「名城(めいじょう)」とも呼ばれています。
また、金の鯱があることから、「金鯱城(きんこじょう、きんしゃちじょう)」や「金城(きんじょう)」といった異名もあります。
今川氏築城の那古野城(なごやじょう)は織田信長誕生の城とされ、その城跡周辺に、1609年に徳川家康が天下普請により築城されました。
それ以降、1871年の廃城まで、徳川御三家の一つでもある尾張徳川家17代の居城として利用されました。
場所
名古屋城へのアクセスは、地下鉄名城線の市役所駅または、名城公園駅からが近いです。市役所駅を下車し、金シャチ横丁を抜けた先に東門があります。
入口・入場料
金シャチ横丁を抜けた先に東門が見えてきます。
2019年5月に訪問しましたが、天守閣が改装中のため、中に(天守に)入ることができませんでした。
最後に訪問したがのが、ちょうど5年前の2014年5月で、そのときは天守に入ることができました。
東門が見えてきました。
入場料は大人500円で、中学生以下は無料です。
見取り図(案内図)
名古屋城、天守閣の見取り図です。
2019年5月時点の見取り図ですが、赤枠の工事区画の箇所が多かったです。
二之丸
まずは二之丸東庭園から探索していきます。
とても晴れた光景でこの芝生の上に寝転がりたいのですが、5月半ばにもかかわらず、この日の気温は34度ですので、干からびてしまうかもです。
ときどき屋根の下で、強い日差しを避けながら、休憩しないと日射病になりそうでした。
二之丸東庭園の奥には茶屋跡がありました。
暑い日でしたので、二之丸茶亭で涼みながら休憩される方が目立ちました。
二之丸茶亭の裏側の名勝二之丸庭園内を探索してみたいと思います。
勝二之丸庭園内にこのような階段がありましたが、立入禁止ですので、登ることはできません。
桜も散ったあとで、春の息吹を残しつつも、夏景色が眼前に広がっております。
西之丸
東南隅櫓を真下から見上げた光景です。
「清正公石曳きの像」があります。
正門付近ですが、金の鯱が飾られており、大勢の来客者が記念撮影をされていました。
こちらは立入禁止区域ですので、これ以上は進めませんでした。
本丸外観
西之丸の正門から不明門に向かいたいと思います。
こちらは「ヒトツバタゴ」という木で、「なんじゃもんじゃ」という一名があるので、興味を引きました。
名古屋城を右手にぐるっと回り込みます。
不明門の裏側には、外堀が広がっております。
不明門に入ります。
天守はこのように車椅子の方でも入れるようになっておりますが、このときは工事区域のため、入れませんでした。
本丸
不明門から本丸の中に入りました。
眼前に広がるのは本丸御殿です。
清正石という名古屋城最大の石材です。
こちらは旧二之丸東ニ之門です。
本丸御殿内に入ります。
2014年の5月に来た時は、ここは工事区間だった記憶があります。
本丸御殿内は大勢の人がおりましたので、写真撮影も一苦労でした。
襖絵では、当時の時代背景などが描かれた作品が多かったです。
襖絵も立派な芸術作品ですね。
こういった豪華な天井を備えていると、掃除が大変だな、思ってしまってはいけないかもしれません。
西南隅櫓が3階建てですが、2階でかなり待ちます。
石落としなどを見物して、呆然と順番を待ちます。
20分ほど待って、3階に上ることができました。
人数制限がされています。
ここが城内で、天守を一番高いところから眺望できる場所だと思います。
西南隅櫓の階段はこのようにかなり急階段なので注意して上り下りしないと危険です。
まとめ
5月にもかかわらず、34度と高い気温の中、名古屋城を探索しました。実は、久屋大通駅からここまで歩いてきたので、その日は相当疲労したのは否めません。
2014年の5月にも名古屋城を見物しましたが、そのときは、天守の中に入れました。
その時見物した内容をほとんど覚えていなかったので、もう一度見学したかったのが本音ですが、また訪問する楽しみが増えた、と前向きに捉えたいと思います。
一方、本丸御殿はその時工事区画でしたので、今回見物ができたという点はありがたいです。