目次
はじめに
都内では、ソメイヨシノが多いため、桜の花見ができる日数がどうしても限られてしまいます。2019年3月31日は日曜日で、降雨の懸念はありましたが、ゆっくり散策しながら花見に時間がとれそうだったので、例年のように自転車でぶらりと近隣の桜を観賞しに出かけました。
向かうは、祖師谷公園、砧公園、蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)の3箇所です。
翌日は新元号(「令和」、ヘボン式ローマ字表記で「Reiwa」)の発表なので、平成最後の花見になるかもしれません。
祖師谷公園
仙川から祖師谷公園へ
まずは自宅から自転車で一級河川の仙川(せんかわ)まで移動。
「仙川」を川の名前で利用するときは「せんかわ」と読み、駅名など地名で利用するときは「せんがわ」と読むのは最近知ったことです。
さきほどの橋を渡って、この方角(南方向)に川沿いに走っていきます。
この横断歩道がない道を渡り・・・
少し進むと「祖師谷公園」に到着します。
場所
「祖師谷公園」の最寄り駅は京王線の仙川駅か、小田急の成城学園前駅ですが、いずれからもそれなりに距離があります。地図はこちらです。
花見
「祖師谷公園」での花見です。
雲の動きが早い一日でしたが、桜はほぼ満開でした。
自転車置場を探すのが大変なくらい、多くの来園者がおりました。
ジャングルジムなどがあるちょっとした高台から撮影した光景です。
先程の位置から東側に向けて撮影した光景がこちらです。
桜の撮影は難しいです・・・
目で見たありのままを撮影できないのが残念です。
しばらく上を向いて呆然と眺めていました。
砧公園
祖師谷公園〜東宝スタジオ〜砧公園へ
次は「砧公園」に移動しますが、ついでに東宝スタジオ周辺に向かいたいと思います。
仙川を南下していくとこのような桜にも出会えます。
この辺は狭い道で混雑していたので、自転車では移動し辛いので、自転車を押しながら歩いてきます。
「成城学園」と記載された建物が右手に見えてきました。
ここから「東宝スタジオ」まで桜の道が続きます。
低いところに桜の枝があるので、桜に見とれて歩いていると頭をぶつけてしまいます。
この辺では多くの人が立ち止まって花見を楽しんでいました。
こちらが「東宝スタジオ」の通り道ですが、時々、俳優さんが通ります。
「東宝スタジオ」の先に、「大蔵動物霊園」が見えてきました。
仙川はまだまだ続き、この先に二子玉川がありますが、砧公園に向かうため左折します。
左折すると「世田谷通り」を進みますが、環八通りにでるまで緩やかな斜面をしばらく進むことになります。
途中で「成育医療研究センター」が右手方向に見えてきます。
環八通りに到着しました。
右折して少し進むと右手方向に「砧公園」の入り口に到着します。
場所
「砧公園」の最寄り駅は東急電鉄の「用賀駅」ですが、少し距離があります。砧公園行きのバスがあります。
地図はこちらです。
花見
たくさんの人が砧公園へ入園していきます。
広場近くまで歩いていくと多くの移動式販売車(キッチンカー)がありました。
移動式販売車(キッチンカー)の近くに「世田谷美術館」があります。
ここから先の芝生の広場はファミリーパークというエリアで、かなり多くの人がブルーシートなどを敷き、花見を楽しんでいました。
ファミリーパークを1周するサイクリングロードがありますので、1周散歩します。
多くの桜並木がありますので、散歩をしながらでも十分花見を楽しめます。
多くの人がこのサイクリングロードをジョギングしていました。
花見もできて、最高の日和だと思います。
桜も少しずつ散ってましたので、桜吹雪も楽しめたのではないでしょうか。
ちょうどサイクリングロードを半周した地点ですが、一番開花状態が良かったです。
時間と共に開花状況が変わっていくので、そういった変化も十分嗜むことができるのではないでしょうか。
筋トレで疲労した筋肉はプロテインで恢復し、社会生活で疲労した心はこういった眼下の健気に咲く花で癒やさられる、さらに強固になる・・・と思いました。
これで一周しました。
「蘆花恒春園」に向かいます。
蘆花恒春園
砧公園〜蘆花恒春園へ
環八通りを北上しますが、自転車で移動していて怖いのが、左側からはなぜか自転車で走っている方がいるので、ときどきヒヤリとすること、後ろからは車がくるので、ハッとすることです。
小田急線が走っていました。
ここから西に行くと「成城学園前駅」で、東に向かうと「千歳船橋駅」です。
途中、「成城警察署」の前を通ります。
5年に1度、ここで免許を更新しています。
「成城警察署」にほぼ隣接したビルに、ユニクロ、スポーツクラブ、日帰り温泉があります。
「蘆花恒春園」まであと少しです。
場所
「蘆花恒春園」の最寄り駅は京王線の芦花公園駅または八幡山駅ですが、いずれからも少し離れた位置です。地図はこちらです。
花見
「蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)」の入り口付近です。
ここでは、全部で12本の桜の木があります。
12本の桜はいずれも「タカトオコヒガンザクラ」という桜で都内では新宿御苑などで見られます。
蘆花恒春園ではこのように花壇もあります。
以前はチューリップがたくさんあったような・・・うろ覚えです。
おまけ
蘆花恒春園から環八通りをさらに北に進むと、「芦花幼稚園」の入り口付近でも桜が綺麗に咲いていました。
入園式まで咲いていれば良いですね。
さらに環八通りを来たに進むと京王線が見えてきます。
ここで、左手方向は2方向に分岐されており、旧甲州街道と甲州街道で分かれます。
旧甲州街道を西に向かうと芦花公園駅入り口の交差点付近にも桜の木があります。
一番眺めている桜の木かもしれません。
さらに旧甲州街道を西に進むと「りんれい広場」があり、そこでも桜の木が何本かあります。
夏になるとこの「りんれい広場」でち夏祭りが3日ほど毎年開催されます。
まとめ
花見をしたのが、2019年3月31日でしたので、次の日には新しい元号が発表される日でした。日付が変わって新元号が「令和」であると発表されましたね。
平成最後の花見になりそうです。
この花見で出会った桜の殆どが「ソメイヨシノ」ですが、いずれ見られなくなるといったことを聞いたことがあります。
寿命を迎えるソメイヨシノのが多いという点も事実ですが、「てんぐ巣病」(カビの一種が原因)という伝染病に感染しやすく、感染すると枝が多くなり、花が咲かなくなるからです。
そのため、各地では、異なる品種の桜で植え替えをはじめているとのことです。
平成という元号は終わり、新しい元号を迎えますが、ソメイヨシノは未来永劫どこかで毎年花を咲かせてほしいですね。