サンタマリア号で大阪湾をクルージング

サンタマリア(大阪水上バス) 乗り物

目次

「サンタマリア(大阪水上バス)」について

大阪水上バスのひとつに「サンタマリア」があります。
海遊館」の敷地内にある「サンタマリアのりば」から出港し、大阪港内を周遊します。
その日により異なる場合がありますが、11時から17時まで毎時00分発で1時間に1回出港し、大阪港内を約45分間楽しめます。なお、期間限定でトワイライトクルーズも実施されています。
コロンブスが南米地域にあるバハマ諸島のグアナハニ島を発見した際に利用した「サンタマリア」の姿を模していますが、水上バスの「サンタマリア」は、全幅12.4m、全長49.6mですので、実際の「サンタマリア号」(全長は約30メートル、全幅は約7.5メートル)よりも約2倍ほどのスケールです。

サンタマリア(大阪水上バス)

外観

外観(後方)
サンタマリア号の後部から撮影、この付近は写真撮影もしやすいため、記念撮影をされている方が散見されました。
外観(接岸)
「サンタマリアのりば」の光景です。
毎時45分ぐらいに、この乗り場付近に「サンタマリア」を、ロープで係留(けいりゅう)させ、接岸させます。

外観(乗り場)
「サンタマリア」に乗船する場合、出発の10分前を目安に、この「サンタマリアのりば」で行列に並んで待機する必要があります。

外観(乗り場とのの接続)
「サンタマリアのりば」から「サンタマリア」に乗船(下船)するタイミングで、この足場が用意されます。
なお、こちらの写真は、「サンタマリア」から撮影したので、下船するときの光景となります。

船内

船内(上甲板)
「サンタマリア」の後方のアフトデッキ、上甲板(じょうかんぱん)から階段を上って移動します。

船内(船首楼)
アフトデッキから、上甲板に戻り、船の先頭に向かい、階段を上った船首付近です。
バウ、いわゆる船首楼(せんしゅろう)にも椅子が用意されており、風を強く感じる場所です。

船内(サラ・デ・パティオ)
上甲板から船内に入ると、サラ・デ・パティオ(中庭の部屋)で、飲食スペースとなっており、フードやドリンクが販売されております。

船内(サラ・デ・コロン、コロンブス)
こちらは、サラ・デ・コロン、コロンブスの部屋(1F客室)です。
船舶の航海に必要な機器類を展示されておりますので、サンタマリアや歴史資料の見学が可能です。
なお、サラ・デ・ビスタという、ファーストクラス(3F特別室)も用意されており、追加料金が必要です。

周遊

周遊(出発)
「サンタマリア」の出港時刻は毎時00分です。

周遊(天保山大橋)
まずは、天保山大橋に向かいます。
爽快な風を受けつつ、大橋を真下から眺望するのは壮大に感じるかもしれません。

周遊(USJ)
天保山大橋を超えて、安治川(あじがわ)を進み、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)付近まで移動し、折り返します。

周遊(天保山大観覧車)
「サンタマリアのりば」付近に一旦戻ってきました。
その付近にある天保山大観覧車は、高さ112.5m、直径は100mと1997年7月12日開業当時は世界最大の観覧車でした。

周遊(海遊館)
続いて、「海遊館」付近から、港大橋に向かいます。

周遊(港大橋)
コンテナ埠頭付近を通り、赤い港大橋へ。
港大橋の高さは51mで、「サンタマリア」の帆柱(マスト)の高さ28メートルです。
そのため、船が港大橋の下をくぐる際には、帆柱が橋に当たりそうなスリルを感じることができます。
船は港大橋をくぐり抜け、折り返して再び「サンタマリアのりば」に戻ります。

まとめ

大阪水上バスのひとつである「サンタマリア」の運行体験について紹介させていただきました。
出発地点である「サンタマリアのりば」を出港し、天保山大橋をくぐり抜けてから再び「サンタマリアのりば」付近に戻ります。
次に、赤いトラス橋である港大橋をくぐり抜け、折り返して再び「サンタマリアのりば」に戻る、といった約45分の船旅を楽しめます。
船旅は短い時間ですが、その充実感はとても大きいと思います。