3年ぶりの宇都宮餃子祭り

第22回宇都宮餃子祭り2022 イベント

目次

「第22回宇都宮餃子祭り2022」について

協同組合宇都宮餃子会、宇都宮商工会議所、日野町商店街振興組合、オリオン通り曲師町商工会議所、宇都宮オリオン通り商店街振興組合、宇都宮観光コンベンション協会、そして宇都宮市により宇都宮餃子祭り実行委員会が構成されています。
その宇都宮餃子祭り実行委員会により、多くの宇都宮餃子の店舗に出店依頼をし、「宇都宮餃子祭り」が1999年にはじめて開催され、それ以来、11月の第1週の土曜日と日曜日に毎年開催されるようになりました。
「宇都宮餃子祭り」では、多くの宇都宮餃子を扱う店舗が提供する餃子を安価に楽しめるだけではなく、有名人のライブイベントも興じることができます。
第1回の「宇都宮餃子祭り」では来場者は2万人程度でしたが、回数を重ねるごとに来場者は多くなり、第10回を迎えるころには、来場者が10万人を超えるようになりました。
「宇都宮餃子祭り」の会場は、まちかど広場やバンバ市民広場など複数会場で開催されてきましたが、第13回からは宇都宮城址公園で開催されるようになり、さらに盛況になっていきました。
2022年、2021年はコロナ禍ということもあり、「宇都宮餃子祭り」は中止となりましたが、2022年11月5日(土)、6日(日)、3年ぶりに開催され、28店舗が出店されました。

アクセス

宇都宮二荒山神社
JR宇都宮駅からは西口に出て、大通りを直進すると右手方向に「宇都宮二荒山神社」が見えてきますので、左折し、細い道を進んでいきます。

宮の市ストリートフェスティバル
なお、「第22回宇都宮餃子祭り2022」と同時期に「宮の市ストリートフェスティバル」も開催されておりました。
このストリートフェスティバルの会場は、「宇都宮二荒山神社」と宇都宮城址公園との中間地点です。

オリオン通り
左折して、細い道を少し進むと右手方向に「オリオン通り」の入り口が見えてきます。
この「オリオン通り」でも宇都宮餃子を扱う店舗が数多くあります。

宇都宮城址公園
オリオン通り」に入らずに、直進していくと正面に宇都宮城址公園が見えてきます。
JR宇都宮駅から徒歩20〜30分ほど要しますが、秋の宇都宮市内を散歩するのは清々しいですし、食事の前に軽くエネルギーを消費するのも良いかもしれませんね。

「宇都宮城址公園」の地図はこちらです。

イベント光景

会場の光景
2022年11月15日(土)、12:30ぐらいに会場に入ると、ほぼ満員でした。

来場者について
城址公園内に清明台があるので、その付近に移動し、上から会場を撮影しました。
園内が大勢の来場者で埋め尽くされているのがわかります。
人と人が触れ合うくらい密集はしていないので、会場内は意外とスムーズに移動できます。

清明台(ズームイン)
余談ですが、清明台(せいめいだい)は宇都宮城本丸の土塁北西部にあった櫓です。

清明台(ズームアウト)
清明台は天守閣の役割を果たしていたとも言われています。
こちらは城址公園の入口付近の光景ですが、こうして眺望すると天守閣と称しても間違いではないように思われます。

餃子

揚餃子(概要)
こちらは「マルシンフーズ」の揚餃子、ゆず塩、またはカレー塩でシーズニングします。

揚餃子(詳細)
1人前でゆず塩とカレー塩の両方の味を楽しみたかったので、2種類の塩を頂きました。
袋の中に入っている揚餃子に塩をかけて、袋をシャカシャカと振ることで、塩を餃子全体に帯びさせることができます。
揚餃子のカリッとした食感と、餡の柔らかさのギャップも楽しめ、カレーと柚子の風味が素材の旨味を引き出しておりました。

茹で餃子(全体)
こちらは「三栄飯店」の茹で餃子です。
茹で餃子(詳細)
茹で餃子にはシソ(紫蘇)が含まれており、酸味の効いた「三栄飯店」の特製ドレッシングで食べます。
いわゆるサラダ餃子ですので、さっぱりとしておりますので、口直しにピッタリですね。

焼餃子(全体)
「幸楽」の焼餃子です。

焼餃子(詳細)
野菜とと豚肉の旨味、そして肉汁、オーソドックスで、シンプルですが、それがベストな餃子かもしれませんね。
なお、焼餃子は非常に人気がありますので、どの店舗も20〜30分ぐらいは行列に並んで待たないと入手できないかもしれません。

水餃子(全体)
「麺々市場」の水餃子です。
皮にニラを練り込んでいるため、緑色になっております。
水餃子(詳細)
皮にニラを練り込んでいるから「にらっこ餃子」という名称のようです。
水餃子ですので、お酢や醤油などの調味料を使うのですが、今回はイベントということもあり、店の方が事前に調味料で味付けをされています。
そのため、模範的なシーズニングによる水餃子を美味しくいただけました。

その他

お土産として
来場者の殆どが、地元の人ですので、「餃子せんべい」などはお土産として購入せず、その場で食べる方が散見されました。

イベント
「宇都宮餃子祭り」ではクイズで景品をもらえたり、ドナルド・マクドナルド・ハウス支援のチャリティイベントが開催されていました。
こういった景品を使うことはないとは思いますが、なぜか手元に末永く記念に保持したくなってしまいます。

まとめ

3年ぶりに開催された「第22回宇都宮餃子祭り2022」を紹介させていただきました。
焼餃子だけでなく、水餃子、茹で餃子、揚餃子も味わえるだけではなく、ライブイベントも楽しめるお祭りです。
各店舗の餃子が1人前、一律200円(現金または電子マネー払い)という破格の金額で購入できるのは魅力的です。
2022年11月5日のライブイベントでは、「せきぐちゆき」さん、清水孝宏さん、U字工事さんといった豪華ゲストによるライブも楽しめました。
来場者のほとんどが地元の方でしたが、何よりも「元気になった宇都宮」に再開できたのが嬉しかったです。
宇都宮城址公園を埋め尽くすほどの人だかり、密集はしていても、人との距離はしっかりと保つ、その光景を間近で見れたので、参加する意味があったと思います。