力強さとまろやかさを兼ね備えた豚骨醤油スープは、旨みが一段と増し、よりパワフルな仕上がりになっています。
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「六角家 濃厚家系 豚骨醤油ラーメン」について
2025年12月1日より、明星食品の「六角家 濃厚家系 豚骨醤油ラーメン」がセブンプレミアムから発売されました(税込267.84円)。昭和63年創業の「横浜家系」人気店・六角家の、濃厚で力強く、まろやかさも兼ね備えた豚骨醤油スープを再現したカップ麺です。
実食
「六角家 濃厚家系 豚骨醤油ラーメン」の1食(100g)あたりのカロリーは409kcal(めん・かやくは357kcal、スープは52kcal)です。
表面のシュリンクフィルムを剥がし、蓋を半分ほど開けてから、カップ容器内側の線まで熱湯を注ぎ、蓋を閉めます。
蓋の上に付いている「後入れ 六角家 特製オイル」は、温めるためにそのまま蓋の上に乗せておきます。
熱湯をカップ容器内へ注ぎ、5分経過後に蓋を取り外し、「後入れ 六角家 特製オイル」をスープに流し込み、麺をほぐしつつ、スープをかき混ぜて完成です。
スープが口に触れた瞬間、まず飛び込んできたのは豚骨や豚脂ではなく、濃厚なチキンの旨みでした。
豚骨のコクや豚脂の甘みも後からじわじわと存在感を増してきますが、それと同等、あるいはそれ以上にチキンの旨みが強く主張しているように感じられます。
さらに、ジンジャーやガーリックのアクセントが重厚な味わいの中にほどよい“アイスブレイク”をもたらし、単調さを感じさせない役割を果たしています。
まとめ
このカップ麺の最初のひと口には、どこかで食べたことのある味を感じたものの、結局どの料理だったのか思い出せませんでした。豚骨ラーメンのカップ麺は、原材料を見れば大まかな味の想像がつくことが多いのですが、この商品は良い意味でその予想を裏切ってきます。おそらく、これまでのカップ麺では再現されてこなかった“どこかの料理の記憶”がふとよみがえったことが大きな理由なのでしょう。
ただ、「豚骨醤油ラーメン」とは原料のベースがほとんど同じはずなのに、そちらを食べた際にはこのようなデジャヴュに近い感覚がまったくなかったのは不思議です。






