2025年は満開の時期に訪れることはできませんでしたが、満開前の3月30日と満開後の4月5日に来園し、いずれも満開に近い状態で桜を楽しむことができました。
特に4月5日は天候にも恵まれ、壮観な桜の風景をまるで恩寵のように味わうことができました。
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大宮公園での観桜
東武鉄道野田線(アーバンパークライン)の大宮公園駅からほど近い場所にある「大宮公園」は、春になると桜の名所として多くの人々で賑わいます。特に第一公園は観桜目的の来園者で混雑し、多数の露店が立ち並びます。
観桜
大宮(第一)公園

2025年3月30日、その日は曇り空でしたが、雨具を使うことなく、満開直前のソメイヨシノを楽しむことができました。
舟遊池と氷川神社の中間地点には時計台があり、その周辺を中心に多くのソメイヨシノが植えられています。

3月30日は前日の雨の影響で地面がぬかるみ、桜の木の下にブルーシートを敷いて観桜を楽しむ人の姿はほとんど見られませんでした。
日曜日であるにもかかわらず、公園は静かで、来園者もまばら。まるで桜たちが静かに春を語りかけてくるようでした。

3月30日は、ほとんど曇り空に覆われていましたが、時おり雲のすき間から太陽が顔をのぞかせてくれたため、写真を撮るチャンスが何度かありました。

満開直後の4月5日にも、再び大宮公園を訪れました。
その日は晴天に恵まれ、青空を背景に、桃色と白が入り交じる桜の花びらをゆっくりと鑑賞することができました。
一部のソメイヨシノでは、花びらの中心にアントシアニンが集まり赤く色づいており、まさに散り際。風に乗って舞い落ちる花びらとの美しい邂逅もありました。
大宮第三公園

4月5日には大宮第三公園を訪れました。
園内の周辺には数本のソメイヨシノが植えられており、その木陰にシートを敷いて観桜を楽しむ方々の姿も見受けられました。

大宮第三公園の入口付近には、1本だけ見事なソメイヨシノがあり、その前で記念写真を撮る人々の姿が見られました。
新一年生と思われる子どもたちが、真新しいランドセルを背負い、その桜とともに記念撮影をしている光景には、初々しさと新しい季節の清々しさが感じられました。
まとめ
2025年の大宮公園における、満開直前と満開直後の桜の風景をご紹介しました。開花時期は非常に混雑するため、自動車や自転車で来園される場合は、到着までに時間がかかることが予想されます。
そのため、埼玉県道2号さいたま春日部線沿いにある大宮第二公園の駐車場や、周辺の駐車場を利用し、そこから徒歩で大宮(第一)公園へ向かうルートを選ぶと、比較的スムーズに来園できるかと思います。
なお、大宮第二公園には桜の木はほとんどありません。