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「大宮公園」について
東武鉄道野田線の大宮公園駅または大宮北駅から、ほど近い場所にある「大宮公園」は、1885年(明治18年)に「氷川公園」の名称で誕生した長い歴史を持つ公園です。また、500本の梅があり、毎年恒例2月に梅まつりが盛大に催される「大宮第二公園」では、テニスコートや軟式野球場といったスポーツ施設が整備されております。「大宮第二公園」は「大和田公園」に隣接しており、あわせると広大な
さらに、木と草の「緑」、沼や流れの「水」、大地の「土」、太陽の「光」をテーマにしてつくられた緑豊かな「大宮第三公園」もあり、地震など災害がおこった際の避難場所や活動拠点となる防災機能を備えております。
大宮(第一)公園が34.6ha、第二公園が23.4ha、第三公園が9.8haの合計67.8haと広大な敷地面積です。
「大宮公園」、「大宮第二公園」、「大宮第三公園」といった壮観で重質した施設などを兼ね備えた公園があるのも、大宮の魅力のひとつです。
アクセス
JR大宮駅から徒歩20分程度の場所です。東武鉄道野田線の大宮公園駅または大宮北駅、または、ニューシャトルの鉄道博物館駅からもアクセスしやすい場所です。
大宮公園
大宮(第一)公園
大宮公園の入口は数か所ありますが、こちらはサービスセンター付近の入口です。
こちらは舟遊池(しゅうゆういけ、別名「ボート池」)、面積約18,600平方メートルの池です。
有料ですが定員3名の手漕ぎボートが利用できます。
「大宮公園」はこちらの氷川神社や氷川稲荷神社とも隣接しております。
また、護国神社にも隣接しているため、参拝目的で来園されている方も少なくありません。
このNACK5スタジアム大宮(サッカー場)も「大宮公園」内にあります。
野球場、弓道場、水絵競技場、陸上競技場及び双輪場なども用意されておりますが、各種競技団体による競技会や大会の貸し出しに限定されております。
また、歴史と民俗の博物館もあります。
ブランコや滑り台などが設置された児童遊園地も用意されております。
この飛行塔や、バッテリーカーなどは有料です。
サル、カピバラ、ツル、リス、ヤギなどを鑑賞できる小動物園もあります。
入園料は無料です。
ちょっとしたイベントも催されることがあります。
大宮第二公園・大和田公園
大宮第二公園管理事務所付近の入口、この付近にも駐車スペースが充実しております。
来園者のほとんどの方が車を利用されている印象が強いです。
また、大和田公園とも隣接しております。
寿能泥炭層遺跡(じゅのうでいたんそういせき)が園内にあります。
縄紋時代前期には奥東京湾の海が入り込んでおり、中期には海と切り離され湖沼に成ったと考察されており、遺跡から丸木舟が出土したそうです。
この付近でバトミントンなどで汗を流している方が散見されます。
こちらは、大和田公園のテニスコートです。
「大宮第二公園」にもかなりの数の有料テニスコートが用意されておりますが、大会などで利用されることも多いです。
さいたま市営大宮球場、通称「レジデンシャルスタジアム大宮(レジスタ大宮)」は大和田公園にあります。
レジスタ大宮では、子ども野球教室や、レジデンシャルカップと呼ばれる関東女子中学軟式野球大会、埼玉武蔵ヒートベアーズの公式戦などが開催されております。
子どもから大人までスポーツと触れ合える機会創出をする場です。
大和田公園プールは、夏の季節のみ営業です。
2024年9月下旬に撮影した光景ですが、そのときにはその都市の営業は終了しておりました。
こちらは、「大宮第二公園」内にある芝川第七調節池、その形状から「ひょうたん池」という愛称で地元の方は呼んでいるそうです。
芝生の中心にあるせいか、調整池という印象はなく、自然の池のように見えます。
2024年、さいたま市も、線状降水帯による度重なるゲリラ豪雨がありましたが、そのたびに重用な役割を担っていた調整池のひとつです。
大宮第三公園
「大宮第二公園」から、さいたま春日部線を渡った場所に「大宮第三公園」があります。
キバナコスモスの光景。
「大宮第三公園」は、季節によってマリーゴールドやひまわりにも出会える場所でもあります。
見沼(みぬま)田んぼの自然と景観を活かした、木と草の「緑」、沼や流れの「水」、大地の「土」、太陽の「光」をテーマにしてつくられた緑豊かな公園です。
ヨシやマコモなど水辺の植物に囲われた「みぬまの沼」。
「いきもの観察会」なども開催されているようです。
「みぬまの沼」にはウッドデッキが用意されており、そこでも自然鑑賞を楽しめます。
なお、この付近にある「みぬまの森」の周辺はジョギングコースになっており、多くのランナーを見かけます。
まとめ
大宮公園(第一、第二、第三、大和田公園)を紹介させていただきました。来園したのが2024年9月なので、桜や紅葉の光景を写真に収めることはできませんでしたが、春夏秋冬、それぞれの「表情」がある公園なので、足を運ぶたびに新しい発見ができる場所でもあります。
特に観桜や花見(梅)の季節の光景は味わいたいですね。
大宮公園をはじめ、多くの公園があり、自然との調和を味わえるのも大宮の魅力のひとつといえるでしょう。