マスク、アマル

アベノマスク 全般

目次

「アベノマスク」について

新型コロナウィルス感染の拡大に伴い、2020年2月ぐらいから、マスク不足が始まりました。
外出するにはマスク着用が不可欠となっていく状況下で、オークションサイト等で、マスクが高額転売されるなどの直視できない社会問題も発生しつつありました。
そこで、日本政府は2020年4月7日に「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の閣議で、全世帯2枚ずつの布マスクの配布を行うことが決定された。

「アベノマスク」が届く

「アベノマスク」

アベノマスク(1)
2020年のゴールデンウィーク(5/2〜6の間)に「それ」が届いた。
感染拡大防止を実現するため、一住所あたり2枚の布マスクが配布されるという閣議決定も早かったが、届くのも想定以上に早かった。
アベノマスク(2)
換気の悪い「密閉空間」、多数が集まる「密集空間」、間近で会話や発生をする「密接空間」と、「3つの密(3密)」についての解説も記載されています。

アベノマスク(3)
その、2枚の布マスクがこちらです。
1人でも2枚、2人でも2枚、4人でも2枚・・・平等性がないのに、なぜ閣議決定されたのだろうか、と疑問に思ってはいけません。
アベノマスク(4)
こちらのマスクが素晴らしい点は、洗濯することで再利用が可能である点です。
衣料用洗剤で洗濯し、日干しで自然乾燥させます(乾燥機の利用はNGのようです)。

「ホカノマスク」

ホカノマスク(1)
布マスクが届いて、1週間後、コンビニエンスストアでマスクを見かける機会が増えてきました。
もちろん、一人あたり、一袋まで、という制限がありますが、2020円のゴールデンウィークが終わる5月5日ぐらいから、ほぼ毎日どこかのコンビニエンスストアで購入できるようになりました。
ホカノマスク(2)
こちらはセブンイレブンオリジナルの「やわらかマスク」、7枚入りです。
一週間分を想定した枚数なのでしょう。

ホカノマスク(3)
こちらは、各コンビニで販売されている「超快適」マスク、4枚に1枚増量した5枚入りです。
ふつうサイズと小さめサイズ、2種類あります。
ホカノマスク(4)
商品名が「超快適」なだけに、メガネをかけて、マスクを長時間着用すると耳への負担が蓄積されて、痛みを伴ってきますが、こちらの商品は耳への負担がかなり楽になります。

「ヒボシノマスク」

ヒボシノマスク(1)
「アベノマスク」を選択し、日干しで自然乾燥させます。
この光景を見て、6月上旬に梅雨入りすると、日干しができないので、マスクの再利用をどうしたらいいのだろうかという疑問は沸かないように我慢しました。
こちらを利用する前は、市販のマスク1枚をファブリーズなどで除菌しながら10日ぐらい利用していました。
ヒボシノマスク(2)
夕暮れです、この日干しにしたマスク、「ヒボシノマスク」は夜もこのままにしたほうがいいのか、それと部屋に一旦取り込むべきなのか、悩みたくないというのが本音です。
また、こちらのマスクですが、成人男性にとっては小さ過ぎるように思えます。
モデルさんのように八頭身の体型で、顔が小さいのであれば良いかもしれませんが、ほとんどの日本の成人男性にとっては「通気性の良いマスク」のように見受けられました。

まとめ

2020年4月7日に政府が「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」の閣議決定された「アベノマスク」が、わずか1ヶ月で、届きました。
多くの世帯を持つかどうか問わずに1住所に布マスクが2枚である点、6月上旬から梅雨入りしたときに日干しができない点、成人男性にとってサイズが少し小さい点、ついては性急な事態であったため、勘案されずに見切り発車しているのは、きっと多くの方が釈然としないのではないでしょうか。
また、「アベノマスク」が届いたときには、薬局で朝から並ばなくても、コンビニエンスストアで市販のマスク、「ホカノマスク」が購入できるようになりつつありましたので、マスクの流通が遅れている地域を優先されているかどうか、懐疑せざるをえません。
日干しにされた「ヒボシノマスク」、夕焼けの中、風にゆられる様がどことなく哀愁が漂うのでした。