ステラタウンのインドカレー屋さん

ランチメニューのダブルチョイスランチです。
2種類のカレー（バターチキンとマトンは追加料金が必要）を選べます。

日替わりタンドリーとサラダがセットになっております。
「タンドリー」とは「タンドール」と呼ばれる土製の壺型の釜を使って調理した料理全般を意味し、そのタンドールでヨーグルトとスパイスでマリネした鶏肉を焼き上げのがタンドリーチキン。
スパイスなどを日替わりで変更されているようです。

チャパナン（チャパティ）を選択しましたが、ナンやライスを選ぶこともできます。
直径12cmほどのチャパナンが2枚、おせんべいのように見えます。
しっとりモチモチとした薄い生地なので、クレープや餅をうすく伸ばしたものに少し近い食感です。
表面がわずかにパリッとし、内側には柔らかさが残ります。
噛みごたえがあるけれども、固くはないため、小麦の香ばしさと、油分が少なくあっさりとした味わいを楽しめました。

カレーは、甘口、中辛、辛口、激辛、超激辛、爆辛から選べます（激辛以上は追加料金が必要）。
今回は、マトン（写真左）とベジタブル（写真右）を選びました。
トマトの爽やかな酸味が繊細なマトンの肉の旨味を引き出しておりました。
野菜は、いんげん、人参、じゃがいも、ブロッコリーと日本のカレーでも頻繁に使われる素材ですね。
巨大なチャパナンに比べてしまうと、どうしても量が少ないように見えますが、食べて終えたときには、体が重くなったような感覚に陥りました。
実際、ステラモールの階段を3階から1階へ降りたとき、普段以上に疲労感がありました。

こちらは、グリーンランチ、全体的に目に優しい緑色なので、見入ってしまう料理です。
グリーンナンは、おそらく「パラクナン（パラクはヒンディー語でほうれん草の意味）」と呼ばれる、生地に細かく刻んだほうれん草やほうれん草ペーストを混ぜ込んで焼き上げナンだと思います。
ナンに美しい緑色と、ほんのりとした野菜の風味が加わっております。

サグカレーは、スパイスの深い風味が加わった濃厚でクリーミーなカレーです。
ほうれん草のまろやかさとチキンのジューシーさが絶妙に調和しており、程よいスパイスが効いていて、爽やかながらもコク深い味わいに舌鼓を打てました。
なお、「サグ」は、ヒンディー語で、ほうれん草に限らず、マスタードグリーンやその他の青菜も含む、広い意味を持つ言葉です。